鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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252日目「寝起きに色々な事が起こると見た夢の内容を忘れてしまうので、勘弁してほしい。」
2026年8月22日(土) 60 / 0

深夜、暴走族が奏でる爆音に驚いた2号に叩き起こされた。
足元でワタワタと動き回った後、顔の上を踏み荒らすように何度も横断される。

「…2号さん、まだ皆も寝ているからね?」

スリスリと手の下に頭を突っ込み、眼前にお尻を向けてくる2号を毛布の中に引き摺り込む。
雑な手付きで撫で回してみるも、目が覚めてしまった2号はゴロゴロと喉を鳴らしながらモゾモゾと身体を揺らし続けている。

…ブルルルルッ!

頭の下でチカチカと点滅を始めたスマートフォンを手に取る為、身体を捻る。
向かい合わせが好きな2号が抗議するように飛び出してきたが、とりあえず電話に出る。

「もしもし?」

「ちょっと、お母さんは居ないの?」

単刀直入に訊ねてきた叔母の質問に否定を意を示す。
母は宵っ張りの私以上の夜行性だし、生粋のゲーマー気質なので今の時間ならアプリゲームに勤しんでいる筈だ。

「どうして、スマートフォンを触っているのに電話に出ないのよ!」

「お母さん、通知を見ないから…。」

ブーブーと文句を言う叔母の為に、母の元に向かう。
眠たげに瞬きを繰り返す猫達を引き連れながらやって来た娘に、首を傾げる母にスマートフォンを渡す。

「熱が出たから地蔵盆の当番を断りたいけど、ご近所さんの電話番号を知らないから聞きたかったんだって…。」

苦笑しながらスマートフォンを返却してきた母が、叔母からの緊急連絡の内容を聞いて肩透かしを食う。
夜中に電話を掛けてきたくらいなので、何かしらの問題が発生したのかと身構えていたのだ。

「…ソレ、朝でも良いじゃん。」

「朝だと忘れるからじゃない?」

またポチポチとスマートフォンをタップし始めた母に背を向け、布団に戻る。
水分補給やトイレを済ませてきた猫達を待っている間にスマートフォンを確認すると、起動していた筈の睡眠ゲームアプリが落ちていたので声にならない叫びを上げてしまった。
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