こら!たごさく、福ちゃんの前にでしゃばるな!
我が輩が見えへんちゅうねん。

ご主人様の学生時代の話を又、少しさせてもらうね。
御存知「たおれ荘」の相棒、カンペイとはとにかく趣味が合っ
て、まるで兄弟みたいに仲が良かったです。
このアパートの隣に、大家さん夫婦も住んでおりまして、電話
を借りたり色々世話になり1年も住んでおりますと我々2人は
このアパートではおもろい存在と言う事になりまして、ある時
大家のおばちゃんが、なんか町会の役とかをやっていて、
我々2人に「今度の敬老の日の催し物に、2人で漫才をしてく
れないか」と言われ、まあ日頃お世話になってるんで、引き受
けたんですね…と、、言うと聞こえはいいのですが、実は「今
月分の家賃1ヶ月免除したる」って、言われたんです^^;
その時の、出し物、、、、さわりだけ聞いてくれますか?
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ご主人様とカンペイの漫才、(作/演出:ご主人様)、
はじまりはじまり
「どもどもども~こんにちは、、」
カ『僕ら2人、大学生でしてね、コンビ名もまだないんですけ
ど、私らが住んでいるアパートの大家さんにたのまれまして
ね、、ごぞんじですかね?そこの佐々木荘知りませんか?俗
名、今にも…たおれ荘?、、あっ、これ言うたら分かります
は雑草の生い茂った、お化け屋敷!』
主「おこられるで、そこで、大家さん聞いてはるがな」
カ『いやいや、親切な大家さんでね、、漫才してくれたら家賃
はただ、食事も全部めんどう見てくれるって、もう一生、こ
の佐々木荘に住も\(^0^)/ 』
主「そんな事言うてはらへんは、そやけど、なんやね大阪と言
う所はほんま住みやすい所やね」
カ『ほんにほんに』
主「食べ物もおいしいし、君は一番好きな食べ物は、なんやね
ん」
カ『僕は2番目がお好み焼きやで』
主「違うがな、1番目に好きなのはなんや、、って」
カ『大阪と言ったら、なんと言うても、お好み焼きが2番目に
好き!』
主「あのな君、頭わいてるか?2番目はわかったから、1番好
きなものはなんやって」
カ『2、2番目が…お好み焼きやで』
主「違うがな、なんべん言うたらわかるねん、1番目や!!」
カ『1番目か???1番目は、、若くてきれいな女の子、
('-'///)ハズカシィ』
主「どついたろか!(若くてきれいな女の子)、、って、
いっぺん鏡見てみ!どう見ても、カンペイや」(
満点大笑いでした^^;)
…中略…

主「ほな君がお好みやの大将な、僕がお客さんや」
カ『よっしゃ、わかった』
主「ガラガラガラ…じゃまするで」
カ『じゃまするんやったら、帰って』
主「あ~い!、、違うがな、、注文を取りにこな」
カ『そか、いらっしゃいませ、なにしまひょ』
主「それじゃ~イカ焼きたのむは」
カ『(よその注文取り)ハイハイハイ、、ヤキソバ、、そちら
のお客さんはブタ焼き』
主「よ~、はやってるな」
カ『へえ、おかげさんで、え~と、お客さんなんでしたっ
け?』
主「イカ焼きや!」
カ『ああ、、はいはい、、それでお名前は?』
主「多田ですが??」
カ『はい、わかりました』
…しばらくして…
カ『はい、こちら焼そばお待ち…ども~ブタ焼きお待ち』
主「ちょっとちょっと、大将、うちのお好み焼きどうなってる
の?もう、30分も待ってるし、遅すぎるやろ(`-´)゛」
カ『すんまへん、今、彫ってますので<(_ _)> 』
主「なのを?」
カ『インカン』
主「インカン?」
カ『田中とか山田とかよくある名前は置いてるんですが、多田
となると別注で今、彫っています、、もう少々お待ちを、印
鑑!』
主「インカンって?……誰が印鑑焼き注文するか~~!わしの
頼んだのはイカ焼きや!ええかげんにせい、こんな店二度と
くるか( ̄∀ ̄) 」
カ『あらま~、途中まで彫れてますので、キャンセル料、
5000円頂きます』
主「君とはやっとられへんは」

*こんなん、やってました若かったから出来たのかな?
公民館みたいな所でやったんですが、おじいちゃん、おばあ
ちゃん、それにお孫さん達
それが、なんや知らんけど、よ~うけたんですは…
\(^0^)/



















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