ムシがいたよ！ちみの中。

2010年8月3日(火) 412 / 0

今日は朝から獣医さんに出かけた。ちみは初めてバスに乗ったので、不安げに時々鳴いた。
しかし、病院についたらそれどころではなかった。
　犬、犬、犬…そこら中犬だらけである。私のカバンに収まっているちみは、隅っこに顔を寄せて一言も発さず、固まってしまった。
　犬たちは大抵人懐っこい。あるいはお行儀よく飼い主の下でじっとしている場合もある。自分は動物なら何でもＯＫな人間なので、犬たちが寄ってくればなでたり声をかけたりもするが、今日は子猫連れである。犬がちみにどういう反応をするかはわからない。さすがに緊張した。
　結構長く待ったように思う。ちみの名が呼ばれて、獣医さんにご対面。前回お会いした若先生とは違う、細身の美人女医さんであった。
体重を量ると、「うん、正常ですね。」はあ、安心。
次は私がちみの体を押さえている間に、先生が体温計をオシリに挿入。「はい、体温も正常です。」そうか、大丈夫か。
「でも、下痢が続くとのことでしたね。寄生虫を検査しましょう。」おお、これを待ってましたのよ！
　顕微鏡を覗いて先生曰く、「あ～、いますねえ。」
「いましたか。」間抜けな返事の私。回虫ともう一種類、なんだったか忘れたけど、寄生虫が出ていたらしい。
　そういうわけで、帰りに３種類の薬をいただき、鼻水の方は「目薬まだ残ってますか？」「はい。」「でしたら、それを鼻に点してください。」「え？鼻に点すんですか？」「はい。」
先生は何のためらいもなく言い切った。
目薬って鼻にさしてもいいものなの？一抹の不安を抱えつつ、代金を払い、ちみをまた元のカバンに納めて帰宅。
　先生に言われた通り、犬歯の後ろから薬を注いでは、ゴックンさせて、今日の用事は何とか終わった。
あ、もちろん目薬は「鼻」に点しました…。変なの。
ちみ、お疲れ様。
　

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