里親探し - すとろーさんの猫日記

里親探し

2011年8月28日(日) 759 / 0

この春、私が勤める会社の車庫に猫が子供を産みにやってきて
住み着いていた。

この子たちも

里親募集

をして知人宅に引きとられたりして、
うちもあと母猫と子猫１匹になった。

猫達も兄妹が次々にいなくなるので

何かへん？
キケン？？

と察したのか、今までと違って母猫とぴったり寄り添って寝ている。

だけどこの子猫は今だ人間が苦手。

ごはんを用意している時も母猫や他の子猫たちは
私の足元に寄ってきて体を私の足にすりすり。

母猫は、ごろ～んって横になりお腹を見せて右左に転ぶ。
まぁ、母猫は出会った時から人懐っこく穏やかで甘えん坊だったけど・・

この尻尾の先が曲がってる子猫だけは他の子達と違って
少し離れた場所で待機。

ご飯を差し出すと警戒しながら近寄って食べる。
食べて離れる。
って感じだった。

ところが、先日母猫を避妊手術のため
病院へ２泊３日入院させ、手術と検査。

病気もなく、全ての検査も陰性のため
隔離。

家族から猫を連れて帰ることも反対されている私は、
会社に頼み込んで
会社内で過ごさせている。

その日から車庫でたった１匹で過ごしている子猫。
お母さんが帰ってくるのを待っているんだろうな。

母猫を会社内に隔離した初日は、私は泊り込んで様子見。
夜中、出窓のところに座って外を見ていた。
１時間ごとに寂しそうな声で鳴いていた。

私をじっと見つめる母猫。

「ごめんね」

と猫に言い、

これでいいのか？　と自問自答。

子猫はご飯の時間になると出てきて、
私の足にすりすり。
そしてちょっと離れて横になりお腹を見せてゴロンゴロン。
これには驚いた。

母猫の姿を真似してるのか？
本能？
生きていくための手段。

なんか、可愛そうになった。

だけど呼んでも来ない。
少しでもゆっくり食べれるように、ご飯を与えて、水を交換したらその場を去るようにしている。

母猫は、人が出入りする扉の前で戸をじっと見つめて座っている。

毎日切なくなってくる。

はやく安住の場所・家族を見つけてやりたい。

　

　

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