そしてまた私は引っ越した。
次の私の部屋は、また1ルームではありましたが、以前よりほんの少し広くなりました。
シキも他界したと母に聞き、寂しいながらも、『短命だったぶん広くて自由な田舎に行けてよかったかな・・・』と思ったりしていた頃、気ままな知人が、「犬が欲しくて買って帰ったらオカンがアレルギーやったから、1人暮らしするまで預かって」と、生後4ヶ月程のバウと言う名前のシーズーを連れてきたのでした。
さらに、2ヶ月程して、知人は1人暮らしを始めたとバウを連れにきましたが、すっかり私に懐いたバウを見て、「もういらん」と言い放ったのです!!
動物を生き物と認識出来ていないと感じた私は、そのままバウを引き取りました。

バウは猫のような子で、犬も猫も知る私でも、なんだか変わった感覚でした。
私の新しい家族は、猫の予定が、猫のような犬になったのです。



















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