色々な菌を持っている可能性があるとわかっていても、部屋にまで現れるネズミを可愛がってしまう私でしたが、彼のお母さんは嫌がりました。
そこで知人の飼い猫を3日程借りて、ネズミを追い出そうとしました。
予定通りネズミは居なくなったと思われましたが、しばらくして猫が居ないとわかったのか、またネズミが現れ始めました。
そこで、「ネズミが出るより猫の方がマシ」と言い、彼のお母さんは近所の人が保護した子猫を貰いうけたのです。
彼の実家に居る限り猫は飼えない・・・そう思っていた私には、予想外の家族ができたのです。
彼も幼い頃から、「猫はワガママで恩を仇でかえすような生き物」と聞かされていたらしく、予想外のペットに驚いていました。

その猫は、彼がサーフィンをしてることから、FINと名付けました。
彼は実際に猫と生活を共にすることで、猫の愛らしさを知り、FINにメロメロになり、FINは私たちの部屋を自分の部屋と認識していきました。
こうして私はまた猫と家族になれたのでした。



















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