実家では2匹犬を飼っていて、実家を出た後も、いつか犬と暮らせたらいいなと夢見てきました。
なのに、ひょんなことから猫って可愛いなと思い始めたが最後…、その魅力のトリコになった私は、このたび生まれて初めて猫を飼うことになりました。
捨て猫の里親会にも何度か足を運んだりもしたけど、留守番がない家庭(あっても数時間)じゃないとダメだったり、独身ではダメだったりと、なかなか条件が厳しくて…。
黒猫ちゃんが欲しかったのだけど、条件をクリアできる子がいませんでした。
黒猫ちゃん以外の子にも触れ合わせてもらったけど、会った瞬間にこの子!という子に出会えず、やっぱりそんなに猫好きというわけじゃないのかなぁなんて思っていたときに、ロシアンブルーという猫がいることを知りました。
黒猫じゃないけど、きれいなグレーで黒猫っぽいよ、と。
近所のペットショップを回ったけどロシがいなくて、ブリーダーさんを調べたら「見学大歓迎」という文字があり、気軽な気持ちで見学させてもらうことに。
最初は、ちょっと見るだけのつもりだったんです。
でも、そのときに出会った子が、気になってしかたなくって。
ほかの兄弟猫の中でもいちばんビビリちゃんで隅っこに逃げて『ボクはいません。いませんから!!お気になさらず~!』みたいなオーラを発揮しまくってました。
そんなことをされると逆に気になってしまう(笑)
抱かせてもらうと「ウウウウゥゥゥ・・・」と唸って威嚇。ブリーダーさんもびっくり。普段はとってもいい子なんだそう。
『だから、ボクのことはそっとしといて』とばかりに唸る子を抱きながら、この子しかいない!!となぜか思ってしまった。
で・・・・・

8月下旬、その子を迎え入れました☆
名前は「青」と書いて「セイ」です。
青は私の大好きな色。
最初しばらくはケージで慣らしてあげるといいと言われて、2階建てのケージとお皿を購入。
あまりの重さにタクシーに乗り込むまでにすでにヒィヒィ言ってしまった。
帰宅してさっそく組み立てて入れてみると、隅っこに丸まって『どうぞお構いなく…』という視線を送ってくるセイ。
ブリーダーさん宅で食べていたフードをもらってきたのに、新しい環境におびえてしまったらしく、昨日は飲まず食わずで、不安なのか夜通し鳴いてました。
どうしていいかわからなくて、とりあえずケージの横に布団を敷いて寝てみるけど効果なし。

結局、ほとんど眠れずに迎えた朝。
お水も飲んでないみたいだし、フードも食べてない。トイレもしてない。
そして私の顔を見れば「シャー!」と、全然こわくない威嚇をしてくる。
慣れてくれる日は来るのだろうかと不安になってくる…
午後、3時間くらい買い物に出かけて帰ってくると、ご飯がほとんど平らげられていて、お水も飲んだみたい!
そしてなにより、トイレも大小しててひと安心。

心なしか、少し落ち着いた様子を見せたセイ。
ちょっとずつ歩み寄って行こうね。



















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