
【ぷく】&【たま】
ぷくはハチノジフグ。
たまはミドリフグという種類です。
どちらも熱帯性の汽水(淡水・海水半々)に住む小さなフグです。
大きさはたまで5cmほど。

【たまにはエビでも喰わなけりゃ】
ぷくは我が家の最古参(といっても3年くらいかな?)で、出身はゲームセンター。
UFOキャッチャーの中で、小さな取っ手付きのプラ水槽住まいでした。
「へー。最近じゃこんな生き物まで景品にするのかー」
と、冷やかしでやったら200円であっさり取れてしまい、
「しまった! 店側が処分に困っていたのか!」
と天を仰ぎましたが時すでにおすし。
傍らには紙のきれっぱしがあり、飼育方法なんかが書いてあるのですが、
「この小さな水槽のまま飼えます! 汽水だから水道水に食塩ブチ込めばOK! 手間いらず!」
とか、かなりザツ。ねーよ。
小さな水槽は温度変化に弱く、当然溶存酸素も限られるし、水の汚れに対する許容量も相当に低いです。
あわててネットで調べ、ペットショップに掛け込んで、必要物をそろえたら大枚が飛んでいきました。
新しい水槽のアイドリングができるまで(1週間くらい)は緊張しっぱなしでした。
熱帯魚は水合わせが大切で、慣れない水にいきなり入れると、それがストレスとなって一撃で☆になってしまうとか。
幸いそこらへん彼はタフで助かりました。

【自分の倍の長さのゴカイが食えます!押忍!】
たまはぷくが一人じゃ寂しかろうと、1年後くらいにペットショップで買い求めたもの。
300円程度で、ほとんど金魚みたいな値段。
フグは結構気性が荒く、お互いのヒレをかじってボロボロにするなどとも聞いていたのですが、お互いウマが合うのか、食事時の奪い合い以外はまったくケンカをしません。
最初はパチンコ玉のように小さく丸っこかったので、「たま」と名付けられましたが、えらい大食いで、みるみる成長してデブに。
ぷくは食べ物にあまり執着がないので、すぐたまにとられてしまいます。
でもそろそろぷくは寿命。エサを食べなくなり、ヒレもボロボロになってきました。
まあ、ワイルドな出自ながら、いままでよく頑張ったと思います。
そしてなぜか『ぼん』は彼らにあまり興味を示しません。
毒入りなのを本能で知っているのでしょうか…。



















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