お話はなかったことにしていただきました②

2014年1月15日(水) 2014-01-15T21:01:46+09:00 498 / 0

前回の日記の続きです＞＜



まさかの知らないという言葉に慌てましたが、息子さんの名前を出すと向こうも驚いていました。（きっと最初、お母様は新手の詐欺かと思っていたかもしれません…驚かせてしまって申し訳なかったな…）

まとめると、向こうの家族様はまったく猫ちゃんを飼うなんて話も知らなかったし、まず息子（里親希望を出した本人）は家に居ないとのこと。５日、家まで届けに行き、そこに本人が居たことを話すと５日に家に帰ってきたことも知らない。連絡もつかないし今どこにいるのかもよく分からない。と、言われました。

もう「やられた…」と、思いました。私はなんてことをしてしまったんだろうと、後悔していました。とても、気持ちが不安定できつい言葉とかも言ってしまって…それは本当に申し訳なかったです…。お母様はなにも悪くないのに…。

とりあえず、携帯の番号の方も知っていたのでそちらにかけてみます。と。それで息子さんに連絡ついたらまた電話させていただきますと言って、電話を切りました。

怒りと不安で声が震えるなんてこと初めて経験しました。手も震えてどうしようどうしようと…

とりあえず、息子さん本人に連絡を取りました。ちゃんと携帯に出ていただけたのでよかったです。

私「昨日、親御さんに会わずに来てしまったのでまたお時間いただきたいという電話をお家の方へさせていただいたのですが…親御さん猫ちゃん飼うこと知らなかったようなのですが、どういうことでしょうか？」
メッセージと事実が違うことに不安と怒りで言葉がきつくなっているのを感じながらも思ったことを全部聞きました。

息子さんは普通に良い人でした。謝ってくださったし、嘘をつくつもりではなかったと。３ヶ月後には家に戻るつもりだったし、そこで了解を得るつもりだった。本当にすみません。と…。

でも、私はその言葉をすんなり受け入れられませんでした。だったらなぜ、わざわざ実家の前で受け渡しなんてしたのでしょう。その内戻るのだったら、やはりあらかじめ親に了解を得るのが普通なのではないのでしょうか。

とても良い人なのはお話しててすごい分かりました。でも私の中のその人への信頼はなくなってしまいました。なので、「今回のお話はなかったことにしていただけませんか？」と言いました。

気にしすぎとか、そこまでしなくても…と、思われる方も居ると思います。
でも、やっぱり何があるか分からない世の中ですし、なにかあってからでは遅いです…。私が、安心してお渡しできると思った方に引き取っていただきたかったので、この判断で間違いはないと思っています。

そこからは早くその日の内に猫ちゃんを引き取りに行きました。

私も悪かったです。ちゃんと最初の打ち合わせの電話の時に、親御さんにも確認を取ったり、家にお届けにいったときに無理にでも聞けばよかったです。そこで、勇気を出さずに帰ってきてしまったことが一番ダメだったんです。猫ちゃんにも、里親希望してくれた方にも、向こうのお母様にも申し訳ないことしました。

猫を引き取りに行ったときに、「私が色々確認を怠ったことでこのようなことになってしまい、すみませんでした。きっと、また猫ちゃんが飼いたくなる時があると思います。その時は、ちゃんと全てを話してお互いに納得して猫ちゃんをもらっていただけるとありがたいです。」と、言ってきました。何様だよと自分でも思いましたが、もうこんな事は私だけにしていただきたいと思ったので、今度は勇気を持って言ってみました。


長々とすみません…次で終わりにします。