「何か」をせずにいられない私。
子どものために探していた本から目に付いたペット関連の本を見つけ
すぐに取り寄せて読書に勤しむ日があります。

この本は1ページ目から涙が止まらず先になかなか進めませんでした。
「絶たれる命」を救う為に戦い続ける人たち。
それに乗っかるマナーの悪い飼い主たち。やるせない気持ちでした。
猫の話は少ないですが勉強になる本でした。

折しも震災が起こった今日という日にち。
「救わなければいけない命」がある現実。
これは人の中にある「母性」が成せる業であることをこの本で納得しました。
「人」が救わなければ誰が救う「命」なんでしょうか。
私が保護した犬も、旦那は見捨てようとしたけれど、私は絶対ダメだと思った。
日頃から「犬より猫の方が弱い」と言ってる私たち夫婦。
だから猫を保護することにしているのです。
だけど、目の前の「危険にさらされた命」を私は見捨てたくなかった。
「誰かが」やってくれるだろうと思わずに、手を差し伸べることは
そんなに難しいこととは思っていない。
手を差し伸べられないときは心の中でずっと「ごめんね」と言い続ける。
自分の飼っている動物が、「誰か」に救われていたらどんなに嬉しいだろう。
そして、その気持ちを行動に移す。それだけ。
もちろん無理はしないことは前提で。
獣医から「保護すると飼い猫に感染する」とやんわりストップを
かけられている事実がありますが、「危険にさらされた命」は
これからも救えたらと思っています。
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