思い返しては涙する日々です。
猫は目が見えなくても生きてはいける、家の中なら。
だけど、ミケは盲目となり、あっというまに耳もほとんど聞こえなくなり最後には
嗅覚もやられ触覚のみでの行動でした。
体温がエラーの出る32度となっても生き抜いて頑張ったミケ。
元気だった頃は、最上級の喜びである尻尾を立ててブルブルさせたり
鼻チューの連続攻撃で飼い主に悲鳴をあげさせたり。
気に入った場所はいつも他の猫に取られて、次の場所を探しているから私が
「ごめんね」というとスリスリしてくれた。
きっと野良のママ猫から生まれて赤ちゃんの時は栄養不足だったのだろう。
そのせいで後ろ足の栄養状態が悪く骨粗鬆症になっていたのじゃないかと思う。
誰かがミケのために避妊手術をしてくれていた。
オス猫に追い回されることもなくエイズにもならずにいたのに。
成猫なのに1.9kgという体重で私たちに拾われ、日に日に嬉しそうな表情を
して私たちを見つめていたミケ。

あっというまに体重は3、2kgにまで増えて日向ぼっこをする姿はとても
幸せそうだった。

また縁があれば三毛猫を飼いたいねと旦那と話した。
抱っこはさせてくれない子だったけれど、いつもあなたのことを心の中で
抱きしめているよ。
ミケ、あなたに出会えて私たちも幸せだった。
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