そのことを思い出したのか、2月に入ってから、お父さんが2匹にお座りを教えると言い出しました。
お父さんとしては、お座りとおやつの関係を条件付けするつもりのようでした。
「お座り」と声掛けして猫さんたちがお座りをすると、おやつをあげます。そうすると、猫さんたちは、お座りをするとおやつがもらえると思い込み、声を掛けるだけでお座りをするようになるとの目論見でした。
ところが、猫さん達が覚えたことは、「お父さんが来る」→「お座りと声掛けされる」→「お座りする」→「おやつが貰える」のうち最初と最後だけでした。
「お父さんが来る」→「おやつが貰える」と憶えました。

お父さんが部屋に入ってくると、「さあ、出せ。すぐ、出せ。」と大騒ぎです。

お父さんがおやつを出すと、声掛けする前にお父さんにガシガシ手を出します。

たまらなくなったお父さんは、おやつを出します。
こうして、「お父さんが来る」→「おやつが貰える」の条件付けは強化されたのでした。



















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