うずらの災難

2015年10月20日(火) 796 / 1

昔、CMで「ヒデキ、感激」というのがあったが、今回はうずらの「悲劇、惨劇」の話。

うちの猫のうち、ペン四郎とうずらはよく嘔吐をする。多分もって生まれた体質と慌てて大量にお腹一杯ゴハンを食べるから。後者はいくら言っても聞いてくれない学んでくれない。

嘔吐をするときは、突然吐くのではなく、その前に数秒間ゲコゲコしたあと事に及ぶ。たまに手の届かない物陰でやらかすから始末が悪い。音がしたときには、トイレットペーパ片手に発射地点を見失わないように耳をたてる。

更にたまに就寝中真っ暗な部屋でやられるので、なかばゲロリストのようでもある。今年の年初は、初夢の最中に、ペン四郎にこれをやられた。

先日、ペン四郎とうずらがベッドの上で仲良く寛いでいた。いつもはペン四郎をがうずらにチョッカイを出して騒がしいのだが、珍しいこともあるもんだと２匹を眺めていた。

突然ペン四郎があの音をたてはじめた。そして発射。なんとうずらの体にモロに掛かってしまった。みんな呆然、ペン四郎は状況を察してかそそくさと逃げ出し、うずらは離れたところに飛び退く。てっつんはトイレットペーパ片手にうずらを拭こうとするが、うずらもなかばパニックで捕まらない。仕方なしにベッドの上の汚れを取り除き、うずらを探し見つめる。

うずらは離れた場所で一時間くらい体を舐めていた。

これがうずらの「悲劇、惨劇」。

もしかするとこれが先日書いた猫たちの喧嘩に繋がっていたのかもしれない。

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