気長ーに(*´ω｀*)

我が家のナツオくんは
耳垂れな事や今のフクフク具合から
元野良だとあまり信じて貰えません。

我が家に来るのが決まっていたかの様に
色々な幸運も重なり命を繋ぎ
ポンポンポンと決まってやってきました。
その時のお話でも。

今年の終戦記念日。
ボロボロの子猫の写真が身内から送られてきた。
「子猫の里親を探している人が居るんだけどどう？」

以前一緒に住んでいた猫への義理と言うか、
猫を自分から探してまで
一緒に住む気は無かったのだけど
「もしボロボロの子猫ちゃんが現れてもそんな事言っていられるのか」
（まぁそれなら許してくれるかな）
といつからか思う様になっていた。

その矢先の、コレ。
スコティッシュmixの女の子らしい。
どう見ても可愛いとは言えないこのコを
何故か引き取るつもりになっていた。
返事をした時には夜だったので
次の日に本猫に会いに行く事にした。

翌日、保護先にお邪魔すると
居ました、まだまだボロボロの子猫ちゃん。
瞬膜も出たままだし、ノミの死骸だらけだし
抱っこすると背骨に肋骨にすぐ触れました。
状態を伺うと
ノミに血を吸われすぎての貧血で点滴も出来ない状態。
低体温症、極度の栄養失調、猫風邪。
この状態だけでも、保護されたのが次の日だったなら・・・と言われたそうです。

保護されてから私の元へ話がくるまでの経緯を伺うと
この状態の子猫ちゃんが
何と大きな道路に飛び出してきていて
保護主さんが車を止めて捕まえて下さったそうです。
保護した子猫を、猫に詳しいお知り合いの方のお店に連れて行き
病院が開く時間まで待っていた所
私の身内がそのお店に初めて来店し声をかけられ
私の元に保護当日に連絡がきたのでした。

こういうお話を伺っている間に
前日の夜に峠を越した子猫ちゃんは私の膝の上で眠ってしまいました。
それを見て、このコもウチで良いのだな、と引き取る意思をお伝えしました。
どうも、元野良なので怯えて他の人には
ここまでホッとした所を見せてなかった様です。
（子供の頃から動物が懐きやすかったりするのですが

・・と、保護翌日には里親決定した訳です(^^)ゞ

唯、私の方でホントに全く猫を迎える準備が全く整っていなかった事と
本猫も峠を越えたばかりで状態が不安定だった事も有り
少しの間、お店の方で預かって頂く事になりました。

その間にも皮膚炎やらやらかしましたが、日に日に回復していく様子にホッとしてました。

名前も夏生まれだし、早く夏の様に生き生き元気になって欲しい、と夏生（なつき）にしました。

我が家にやってきてからはあらまぁ
元野良なんてどこ吹く風
私の事をかーちゃんとして認識させる事に成功！
お世話をみてたらタマタマωついてる！？とビックリ。
会ってる時は弱ってるから
ひっくり返してなんて見なかったし
女の子と聞いてて顔も美少女だったから
家に来るまで股間なんて確かめなかったよー（笑）
ケージとかもピンクだよ！
名前は万が一を考えて中性的なので良かった！
今では笑い話です（笑）

・・とまぁ今では

べったり。

とてもさみしがりやに育ってしまいました󾭛
人見知りも猫見知りもこのコはしないので
一緒に育ってくれる兄弟が見つかればなぁと思っているのですが
ナツ自身の時の様にはポンポンっとご縁はなかなか。。
ナツとのご縁はバスケのパス並に素早く回ってきましたから。
え、シュートやろ！？みたいな（笑）
ナツはおっとりくんだし足に不安もあるし
同じ様におっとりくんかなぁとか思いながら気長にご縁を待ってみます(*ˊ˘ˋ*)♪