6月7日、今度はきなこが突然ひどい眼振を起こし、入院することになりました。
猫でこんなにひどい眼振は先生も見たことがないと言うほどの眼振で、
うずくまったまま、動くこともまったく出来ない状態でした。
出来る検査では異常なし。
翌朝、少し眼振も落ち着いて来たので迎えに来ても良いとの電話をもらい、迎えに行くと
その間に短い発作が起きたらしく、閉院まで病院で様子を見るために預けて帰宅。
その後発作もなく夜には退院しましたが、
首は曲がり、歩くのもフラフラの状態で、倒れてしまうこともしょっちゅうで、
ステロイドを使いながら様子を見る生活になりました。
歩くのがフラフラな為、怪我が心配なので、
ケージを分解して大きなサークルを作り、少しでも留守にする時はサークルに入れる生活。
一日おきに通院しながら1週間が過ぎ、
倒れはしますが少し足に力強さも出て来て、食欲も出て来たのでステロイドの量を減らし、
また1週間様子を見ることに。
首は曲がったままでしたが、食欲もあり落ち着いた様子で一週間を過ごし、
病院でステロイドの量をまた減らし帰宅。
翌日の夜にまた眼振発作。救急で病院へ。
ステロイドの注射を打ち帰宅。
6月27日に虎太郎の49日を終え、毎日「きなこを連れて行かないでね」とお願いする毎日。
病院で脳腫瘍・FIPの疑いもありとの事。
7月2日、生きていてくれたら虎太郎の7歳の誕生日。
きなこに膀胱炎のような様子が見え始め、治療の方針や薬を決めるうえでも
大学病院で検査をすることに決めました。
7月6日、大学病院で全ての検査をしましたが異常なし。
多少神経反応に異常があるものの、大きな病気はなく
4週間おきの検査で10月19日、首は曲がったままですが、異常な神経反応もなくなり
「完治」としましょうと、先生から嬉しい言葉。
虎太郎の死から、長い長いトンネルをやっと抜け出せた気持ちです。
今日日記を書こうと思えたのは、気が付いたらきなこがキャットタワーの一番上に登っていたから…。

今も首は曲がったままで、もう高い所には登れないのだと思っていました。
居間のタワーは階段のようにタワーを並べて登れるようにはしていましたが、
寝室のタワーの一番上にちょこんと登ってました。実は降りるのには、とても時間がかかりましたが。
すべてが嬉しい出来事です。



















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