少し前に日記に書いた子です。
ここ数日、いつもより沢山刺身を食べ、缶を食べ、少し戻るか?と思いました。
だけど、それと同時にいつもの亡くなる前の飼い主を期待させる戻りかも・・・とも思いました。
その日も夕方まで仕事で、夜、毎日の日課の病院への点滴へ行きましたが、そのときから体温は低かった。
ずっと付き添っていたけど、夜も更けたころ、逝ってしまいました。
私はいつも見送ると、逝ってしまった瞬間から、自分のエネルギーが抜けていくのを感じます。プシューと空気が抜けるように、体がだんだん重くなり、だるくなり、何もしたくなくなります。
多分、本来の私は多頭飼育には向いてないのかもしれませんし、逆にたくさんいるから、やっていけているのかもしれません。
誰が居なくなっても、泣き叫ぶわけでもなく、ご飯を美味しいと思えなくても食べて、力が抜け切らないようにしています。
それは、他の子たちがいるからです。
仕事も行かなくてはなりません。
現実は待った無しでやってきます。
主人は、毎回燃え尽きる私を見ているので、「ご飯、食べなよ」と、「寝なよ」だけ言います。
あとは、何も言いません。
家事がやり切れなくても、ご飯が手抜きでも、私が越えるまで待ってくれます。
今回亡くなった子は、まだ11歳で腎臓病でした。
気を使って、早くこの家の場所を空けたのかもしれません。次にやってくるかも知れない子の為に。
ノリ。
長い間、お疲れ様でした。




















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