桃母さんが なんと子猫を連れてきた❗
お隣さんの庭の片隅で
桃母さん親子はいました。
ウズウズする気持ちを抑えきれず
そぉ…と覗くとそれに気付いた子猫達は
クモの子を散らすように逃げていきます。
きっと桃母さんは教えていたのでしょうね…
「ご飯はくれるけど信用出来ない…
人間は怖い生き物だよ…｣って。
そして桃母さんがお隣さんへ引っ越し
3日目のまだ静かな早朝…
ｳﾆｬ ウニャ… ｳﾆｬ ウニャ…
ゴロﾆｬ…ﾝﾝゴロﾆｬ…
何やら賑やかな声が外から
聞こえて来ました…(°°))))ﾅﾆﾅﾆ？
桃母さんが子猫達を連れて我が家の倉庫に
引っ越して来たんです(●´∀｀●)
なんて可愛いの…(●´ω｀●)💕💕
茶トラが2匹…
茶シロが1匹… そして
桃母さんに良く似た、他の子より
身体の小さな子が1匹…ｳﾆｬｳﾆｬと…💕
あれ？？ もんちに似た子は居ないねぇ…
あんなに一緒に居たのに…
‥もんち フラれちゃったの？？💧
それから 毎日 我が家の倉庫で寝て
明るい時は庭でじゃれて遊んでいる
我が子を少し遠くから見守る桃母さん…
子猫が
少しでも 遠くに行きそうになったりすると
大きな声で鳴いて心配してる
餌やりさんから貰った魚は 咥えて持って帰り
自分は食べずに 先ず子猫が食べるのを
ジッと見守ってる……。
今思えば あの頃 もんちやハッちゃんの
姿はほとんど見なかったです…💧💧💧
ご飯は食べに来ていたけど
どこに居たのでしょう…。
「あたいの子育て終わるまで
ここ(倉庫）はあたいの居場所だﾆｬ❗❗
近寄るんじゃ無いﾆｬ❗❗｣
母は強し…ですね…(●´ω｀●)ﾆｬ。
そして 私は倉庫で子猫達と遊ぶ毎日…
今日はジャラシで遊ぼうね…
今日は おやつをあげるね…
ほら怖くないでしょ？
桃母さんと仲良しなんだょ(●´∀｀●)🎵🎵
少しづつ子猫達の警戒心は柔らかくなって
行きました。
毎日 毎日 子猫達が楽しそうに
遊んでる…
それをいつも 母親の目で
温かく見守ってる桃母さん…
桃母さんが我が家に引っ越してきて
1ヶ月が経とうとする頃
そろそろこの子達を保護しなくては…
そして 次の発情が来るまで
桃母さんの手術をしないといけないんだ…
ずっとこのままで 居させてあげたい…
こんなに幸せそうなのに…
そんな気持ちがよぎるようになりました💧
でも 子猫は 茶シロを除いて
みんな女の子…3匹は女の子だったんです。
そうだよね…
私は桃母さんに約束したんだから
この子達は必ず新しいお家を見つけて
幸せにするから…って。
桃母さんも幸せにするんだって…。
桃母さん…
今までいっぱい頑張って
赤ちゃん育てて来たでしょ…？
何回も何回も 赤ちゃん産んで
必死で守って来たんだよね？
自分の身体がボロボロになっても…。
だからもぅ これで終わりにしよう…
桃母さんは残りの時間
桃母さんの為に 少しでも安心して
幸せに暮らせるように…使ってほしい
だから怖いけど
お腹の手術しようね
この子達は必ず必ず
幸せになれるようにお家を見つけるから
約束するよ…。
淋しさと不安がある中
どうにか気持ちを切り替えて
7月の中頃…桃母さんを連れて病院へ。
子猫に気付かれないように ご飯で
桃母さんをおびき寄せ…
大変でした…💧💧完全な野良猫を病院に
連れて行くことは…
病院から前もって貸して貰ってた
小さめのステンレスケージに、桃母さん
ぎゅうぎゅう状態…恐怖のあまり
おしっこを漏らしてしまって…💧
その後に 子猫を無事に保護…
2匹は警戒心が強く 保護出来ないため
急遽、捕獲器を貸してもらいました。
鳴きもせずブルブル震え警戒する子猫達…
ごめんね…淋しい怖い思いさせてごめんね💧
手術を終え一晩入院して
桃母さんが帰って来ました。
桃母さんお帰り…
ごねんね 怖かったね…ゆっくり休んで…
ケージから出したとたん
……？おかしい…。
右の後ろ脚首から下がぶらぶら…
そして 倉庫の中をクンクン…
子猫達が居ないことに気付いて
外へ向かって歩く桃母さん
直ぐに病院に連絡して桃母さんの脚の様子を
伝えました。
何もかもが初めてだった桃母さん
入院中恐怖のあまり 相当暴れたらしく
ケージ内が めちゃくちゃになってたみたいで
その時に脚を傷めたのではないかと…
様子を見るように言われました。
そんな桃母さん
脚の傷よりも
お腹の傷よりも もっともっと痛い傷を
私は桃母さんに与えてしまったのだと
この後気付いたのです…。
その次の日も
その次の日も雨が降り続けました
その中 桃母さんは子猫達を探し続けます
右脚を引きずり 鳴きながら
傷口から血が滲んでいます…
雨に打たれ びしょびしょになりながら
ご飯もまともに口にすることなく
家の中からかすかに聞こえる
お母さんを呼ぶ子猫の声を聞きながら…
時には 遠くで子猫を呼ぶ 桃母さんの声…
どこまで行ってるの？
子猫はここに居るよ…
桃母さん 大切な子猫はここに居るよ…
私の言う事なんて伝わるはずが無いんです
だって
大事に大事に何より大切に
育てて守って来た私の赤ちゃん…
どこにも行くはずがないんだから…
私の赤ちゃんはどこ？
夜になると 更に桃母さんの子猫を
呼ぶ声は 大きくなります
家の周りで…そして 遠くで…
子猫達も家の中から お母さんを
必死に呼びます。
本当に 私のやったことが
この子達の為だったのか…？
幸せにすると 約束したのに
こんなに辛い思いをさせてしまったこと
ごめんね 桃母さん…
嫌われて当たり前だと思って居ました…
桃母さんはもぅ私を信じてくれないと
思っていました。
でも、桃母さんはそんな私を
全く警戒することなく
今まで通りに 撫でさせてくれて
時には甘えてくれて
あんな酷いことしたのにね
桃母さんは本当に優しい子だねぇ…
立派な お母さんだねぇ…
人間を恨むことなく
ひたすら我が子を想うだけ
そして 子猫達が私達にもなれて来る頃
桃母さんの子猫達を探す鳴き声も
少しづつ少なくなって来ました。
手術の時 子猫を里親募集にかけるため
桃母さんのウイルスチェックで
エイズ陽性でした。
子猫は 検査でエイズ陽性でしたが
再検査で陰性になってました。
それから 4匹の子猫は それぞれ
素敵な家族が迎えに来てくれました。
わんちゃんが居る家族…
先住猫さんが居る家族…
愛した子が亡くなり その子に似ているから…
と言って思い出話を沢山された
優しいご夫婦…
時々 大きくなった 子猫達の写真が
送られて来ます(●´∀｀●)✨✨
桃母さん
桃母さんが大切に育てた子達は
みんな元気だよ…(○´∀｀○)
今度から 桃母さんは私が
見守っていくよ…✨✨
ずっと ここにいてね
私の 大切な大切な桃母さん(●´ω｀●)
もんちもね…(●´ω｀●)💕💕
うんでもって 今日は 🐾ねこの日🐾✨
なので ふくとココを連れて
ワクチン接種へ…🎵🎵
全然 関係ないﾆｬ…！！
にゃん・にゃんにゃん と
注射…関係ないﾆｬ…！！
しかも 僕の体重が6.1kgから5.9kgに
減ってて 母ちゃんルンルン気分だﾆｬ
いったい ダイエットは いつまで
続くかﾆｬ～～((泣)💦💦
ちゅ～る 食べたいﾆｬﾝ…((泣)💦
はい…そろそろ終わりにしますょ(●´ω｀●)🎵
いつまでも 元気で居てほしい💕
大切な家族の健康管理は
母ちゃんの務めです(●´ω｀●)💨💨💨
ぺったん したユーザ
ぺったん
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