容態悪化から2日目

2018年2月25日(日) 985 / 8

エイズが原因で腎臓肝臓がやられ、そこから口の中がただれてしまい、23日についに水も飲めなくなってしまったルゥちゃん。
体重も大人なのに2.9キロ。
骨もだいぶ目立っています。
その日に急いで主治医の方に見ていただいたら「正直もう諦めた方が良い」と言われました。
家に帰って何もしてあげられない辛さと、血の混ざった唾液を垂れ流す痛々しい姿を見てただ泣くことしかできませんでした。
「このまま最期まで看取ってあげよう」そう決めました。
ところが翌朝、ルゥが何とか水を飲もうとしている姿を見かけました。
私にはそれが彼がまだ生きようとしているように見え、私もまだ諦めず出来る限りのことをしてみようと、セカンドオピニオンを紹介してもらい診てもらうことにしました。

そこでも診断は同じだったのですが、頑張れるのであれば皮下点滴をして毒素を出すことで楽になるかもしれないこと、ご飯も今はとにかく食べれることを最優先にすればいいから腎臓ケア食じゃないものでも与えていいことを伺いました。
そして皮下点滴を行い、ご飯も今まで大好きだったマグロ系のペースト状のフードを中心に買ってきて、水で伸ばして人肌くらいにあたためて置いてみました。

すると今朝起きたら口の周りの血も昨日にくらべ圧倒的にましになって、なんとご飯も食べているではありませんか！！
もう本当にこの小さな身体の中にある生命力に感動しました。

まだまだ容態が悪いことには変わりはありませんが、少しでも回復の兆しが見えてきたことが嬉しく、なにより本人の「生きよう」とする意思を汲めたことが嬉しかったです。

ルゥちゃんが、これから少しでもいいから元の生活を送れるようになりますように。

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