「そんなに神経質にならないで。」の二人の獣医さんの言葉のちがい。

2008年2月7日(木) 2008-02-07T20:12:56+09:00 736 / 4

「そんなに神経質にならないで」
私がべべと暮らすようになってまだ少しだけど
この一週間で二度違う獣医さんにこの言葉を言われました。

同じ言葉でも私は二人の獣医さんからまったく正反対の印象を受けました。


(始めの獣医さん)
まず、べべを頂いた方にうちに来てから少しして、
「ノミがいるようなので病院に行くことをお勧めします」
と言われ、慌てて行ったものの
「いないです」と…。でも安心したのも束の間、
私が5日後ノミを発見してしまいました。(二匹)
すぐに病院に行って前回「いない」と言った院長ではなく若い獣医さんが診察して「いますね…」とフロントラインのスプレーをしてもらい
ノミについてアレコレ質問していると院長が出てきて
「そんなに神経質にならないで」
「猫を飼えばノミくらいでるよ」と…。
完全駆除したいと私がいうと
「それなら家も駆除しないといけないけどそれはうちの仕事ではない」
「たくさんノミがいたらスプレーした段階ですぐに落ちてくるけど何も出ないでしょ」
とも言われました。
結局私の不安は消えずたくさんの心配事ができました。
あげくネコエイズと白血病と耳ダニの検査をしたいというと
「やれと言われればやりますよ」と…。
それでも心配だった私はお願いします、とお願いしました。
すべて結果はマイナスだったのでそれに関しては安心して帰りました。


そしてフロントラインのスプレーでは成虫にしか効かないと言われていたのでそれもまた不安で悩み、たくさんの方に相談した結果違う病院に行くことにしました。


(違う病院の獣医さん)
この病院はうちから車で30分かかりまた、かなり人気の病院で2.3時間は平気で待つと有名な病院でした。でもそこに行っている友人の勧めもありそこに行きました。
行ってびっくり。患者さんであふれていました。
友人には院長先生指名がいいよっと言われていたのですが
ノミで病気ではない事とべべが外出嫌いなのと(ずっと鳴いている)家のトイレ以外では排泄をしないのもかわいそうで
指名せず30前半の若い先生でした。
今までの経緯を説明すると助手の方と笑いながら(あきれた感じ)驚いた表情でした。
色々な事を説明してもらいノミから感染病などなどすべて丁寧に笑顔で説明してくれて最後にはご飯の量や時間、トイレの相談までのってくれました。忙しい病院なのに何を聞いても丁寧で感激。かなりの時間話をしてくれました。
その中でノミの家庭駆除についても助言してくれて
「少量のノミなら時間的にも大量発生するのは確率も低いしたぶんそんなに卵も落ちている可能性は低いからアースレットもしなくて大丈夫だと思うよ」
「そんなに神経質にならないでも大丈夫だと思うしもし出てからでも遅くはないし」とノミが卵を産む経過や条虫についても説明してもらいました。

同じ言葉なのに、その言葉で不信感をもってしまった獣医さんと
同じ言葉なのに、その言葉で安心させてくれた獣医さん。

なにが違うのかは歴然で「丁寧でどうして大丈夫なのか納得出来る」説明でした。


おかげでノミが分かっていると知ったときから家に居ても安心できなかった私は安心して家で過ごせるようになりました。

ちなみに、前者の獣医さんの
ネコエイズと白血病の検査をしたいというと
「やれと言われればやりますよ」の意味も憶測ですが分かりました。
「二度目の優しい獣医さんによるとべべが少し前まで野良と接触していたことから(前のお宅はネコ3匹と野良が住み着いていた)
これらは感染してから半年は検査しても結果にはあらわれないそうで
「最後の日に感染していたと仮定すると八月に検査しないとわからないから今しても意味がないです、そういう意味で前の方は゛やれと言われればやる゛といったのではないか」
と…。
その方がそれをわかっていたのならどうして教えてくれなかったのか疑問が残りました。私はいい結果がでてとにかく安心したのに
っとかなりショックでした。
もちろん検査代もかかりました。

前者の獣医さんはべべを「可愛い猫」といってくれたし優しそうな方だったので一言で、よくない病院とは思いませんがやはり相性が必要なのかな、と思いました。

結果的にいい先生と病院に巡り合えたので今は二人と一匹で平穏な日々をまた迎えれるようになったので良かったです。