デブですか？

2018年7月10日(火) 401 / 4

ヤマトも九カ月齢になり、そろそろ去勢をと思って、去勢前の健康診断に行ってきました。
シオンと違ってすんなりキャリーに入ってくれて、らくちんらくちん。
（普段大人しいのに【病院に連れて行かれる！？】となるとシオンは豹変します。洗濯ネット必須です。）

キャリーに入れるのは簡単だったヤマトさんですが、これが重い。一体、何キロあるんだ？
汗をかきながら、えっちらおっちら徒歩10分の動物病院へ。
で、体重を測ると…
6.2キロ！
シオちゃんの1.5倍以上！！
そりゃ重いはずだ。よく食べるもんな～。さすがラグドール。
でも、九カ月になったばかりで6キロ越えは、もしかして……思わず獣医の先生に聞きました。
「デブですか？」

『シツレイな！』
サーセン。
まあ、デブじゃないそうです。大きいだけだって。よかったよかった。
血液検査をしてこの日は終了。
ヤマトはラグドールということで心臓疾患が怖く…（聴診では大丈夫だったけれど）。
一般項目の他にB型ナトリウム利尿ペプチドという心臓のバイオマーカーの検査もしてもらうことにしました。
ただ今、結果待ち。問題なければ去勢決定です。何事もありませんよーに。

＊

さて、うちにはサワラという子がいました。
私の初めての猫です。そして明日が命日です。

サワラが逝ってしまって、しばらく泣いて暮らしていました。
夢でもいいから会いたくて、骨壺を抱いて寝たことも一度や二度じゃありません。
そのご利益かどうか分かりませんが、亡くなって40日経った時に初めて夢を見ました。
夢に出てきたのは茶白の子猫。ハチワレ風。シマ模様あり。オスかメスかはよく分からない。
全くサワラとは似ても似つかないのに、夢の中の私は「これはサワラだ！」と思い込みました。
そしてそれが夢であることも気付き、忘れないように必死でその子猫の特徴を近くにあったパソコンに打ち込みました。夢の中だからそんなの意味ないのにアホだ。

夢から覚めても茶白の子猫が頭から離れず、その日以来里親募集を眺めるようになりました。
それで、シオンに出会ったわけです。偶然にもサワラの四十九日でした。
この子の家族になりたいと強く思って応募。でも、断れる可能性は高いだろうとも考えていました。
単身者というデメリットはよくよく自分でも分かっていたので。
けれども、嬉しいことにシオンはうちの子になってくれました。
シオンが来て、その後にヤマトが来て。毎日がとても楽しくなりました。

当たり前の話ですが、シオンとヤマトをサワラの代わりには思いませんし、思えません。
サワラはサワラ、オンリーワンです。シオンもヤマトも勿論オンリーワン。
今でもサワラがいなくて寂しいし、骨壺もまだお寺に納める気になれません。
写真を見ると涙腺緩むし、動画なんて涙腺崩壊ものです。
けれど、一緒に過ごせて本当に楽しかったとしみじみ思えるようにはなれました。
また、いつかどこかで出会いたいです。