
ゲンちゃんが我が家にやって来たのは9月17日です。
でもその前に1年前の11月に里親募集用の撮影目的で保護宅で会っていて、その頃のゲンちゃんはまだ4ヶ月。
でもしっかり威嚇していましたね。
あれから10ヶ月。
里親さんに可愛がられていたものの、その方が体調を崩して飼い続けることが困難になり、我が家で預かることになりました。
我が家に来た頃のゲンちゃんは7キロのデブチンちゃん。
前のお宅では同い年の猫ちゃんにオッパイを吸われて乳腺炎を起こし、真っ赤に腫れ上がっていました。

ゲンちゃんは見かけによらず、かなりデリケートな性格で、うちに来て1週間は全く食事をしませんでした。
とはいえ、馴れない保護猫にはよくある事なので、そのうち食べてくれるだろうと考えていました。
しかし1ヶ月してもなかなか食べようとしません。
色々試しましたが、辛うじてチュールとOKストアで買ったキビナゴのいりこだけしか食べてくれました。

栄養不足が心配で50ccのピストンで強制給餌もやっていました。
ある日ふと見るとゲンちゃんの肩と腰に2センチほどの脱毛が…。
以前他の保護猫の脱毛の時は、ただ毛が抜けていた印象だったけど、薄く血が滲んでいて、日に日に範囲が広がっている感じでした。
やっぱりおかしい。
威嚇するゲンちゃんをなんとか洗濯ネットに入れキャリーバックに詰め込み、何とか病院に連れだすことに成功。
ストレスによる過剰グルーミングで皮膚を削っている状態との事。
精神安定剤の内服と抗菌剤の軟骨が処方になりました。
さて飲み薬はどうやったものか?
いりこではえさに混ぜるのも難しいし、口を開けさせるのもなかなか…。
試行錯誤の結果、チュールの開け口錠剤の薬を入れ中身を押し出すと、無事飲んでくれました。
しかし、薬を10日間続けましたが一向に傷は良くなりません。
ストレスで舐めるのなら、ストレスが有る間は駄目だろうと、思い切ってケージから出すことにしました。
ケージ生活は2ヶ月ほど経っていました。
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