動物愛護市民フォーラムで感じたこと

2019年3月16日(土) 256 / 10

昨日、千葉県松戸市民劇場で行われた

動物愛護フォーラムに、猫友さんの
あずもちさんと参加してきました。

私一人と思っていたのに、あずもちさんと参加できるなんて、片道三時間半も苦ではなかったです😅

パネラーは、
民主党政権時の元環境大臣生方幸夫議員
動物愛護活動家の、杉本彩さん
前日本獣医師会会長の山根義久先生
現環境省動物愛護管理室長の長田哲氏

フォーラムの、流れは
あずもちさんがアップしてくれました。

私は、違う視点から感じたことを
書きたいと思います。

まずは、ペットショップでの販売を

7週ではなく、8週に改正の議論に

獣医師の山根先生が、動物の成長する過程において、お母さんの元で育つ事が
どれだけ大切かを、経験も含めて話されたのにたいして

環境室長は、データーアンケートで
さほど変わらなかったと、発表されたら
杉本彩さんが、不確かなデーターであって
信用できない、と反論

現場で活動されてる愛護団体の方は、質疑応答のコーナーで、そもそも生体販売をやめてほしい
8週齢とか7週齢とか、そんな事で議論するのは、おかしいと訴えていらっしゃいました。

杉本彩さんも、ペットショップのバックヤードがどんな、酷い状態なのか、ペットショップに勤める方達からの、訴えても来ていると。

そして、そのペットショップを登録制でなく、許可制にしてほしい
これにたいして、生方議員は

「私も、そのように言ってはいるが
許可制にすると、どこがその許可を出すのか？その機関をどうするのか？など
問題が出てくる、登録制をハードルをあげて
違反したら、剥奪するという方が現実的」

杉本彩さんは、「私は、やはり許可制にしてもらいたい、剥奪するといっても
今まで、何が違反か数値化もされてないので
剥奪など、行使されるとこがほぼない」のような意見でした。

命が商品として、その動物の本来の生体も考えないで、販売される、その裏には
闇があります。その実態を彩さんは
知ってるからこそ
すぐに、生体販売禁止にできないなら
許可制にと言われているのだと思います。

動物虐待厳罰化については
現行はご存じの通り
2年以下の懲役又は200万円以下の罰金です。
器物損壊が、3年以下の懲役300万円以下の罰金

この事について、動物が器物損壊と扱われるのを、物ではないというけれど
罰則が、器物損壊の方が思いので
動物の事を思い、そうしてる

5年以下の懲役500万円以下の罰金にする事を
今回は、提示しています。

ただ、実際のところ5年以下にするのは
やはり、難しいですか？
と生方議員が

長田管理室長に訪ねていました。
「正直難しいと思います」
「そうですか」

え？なんでどうして難しい？
その、理由は言いません😧

長田管理室長は
「ペットショップを無くして欲しいと言うけれど、ブリーダーは、良いのか？
その線引きも、問題」と言われていました。

日本の動物愛護法は、世界に比べると
遅れていると言われています。

虐待もネグレクトや遺棄は
100万円以下の罰金制です。

しかも、その罰金制があるにも関わらず
それを、取り締まっている
都道府県があるのでしょうか？

交通違反は、一時停止でタイヤが止まってなかったと、罰金です。

駐車違反に関しても、最近は緑のおじさんやおばさんにドライバーが走って戻ってきてるのに、目の前で違反シールを貼られるシーンを見たことがあります。

命を軽視するネグルクトヤ、遺棄の
罰金100万円以下は、お飾りですか？
と言いたいです。

アニマルポリスの設置についても
生方議員は、養成する機関をどうするのか？
の問題もあると
言われていましたが

警察としての資格は、持っているのだから
それに、動物の法律、生体の勉強をプラスしてもらえばいい

それには、愛玩動物飼養管理士という
内閣府が許可した。

資格があるんです。
その資格を取ることから、始めてもよいのではないかと思いました。

保護猫活動されてる現場の
保護団体の代表の方達と、法律を決める側の
環境室長の長田さん
生方議員の温度差が違うと思いました。

あずもちさんも、アップされていましたが。
現場を見てもらいたい
どのように悲惨なのか
それを見て判断をしてもらいたいと
日頃命を前にして、活動されてる保護団体の皆さんは、なかなか進まない
国の方針に、どうしようもない憤りを感じて訴えていらっしゃいました。

そして、癒着とは言いませんが
ペット業界と国会議員と関係

彩さん達、生体Evaの会が
面会したいと訴えても
今は、調整中で会えないと

でも、業界団体は会いに行ってると言われていました。

政党に関しては、立憲民主党の生方議員は
自民党に反対しないように
プッシュして欲しいと
言われてて

選挙でそれを示してほしいとも言われていましたが

じゃー野党が良いのか？となると
それは、思わないです。

過去2009年～の３年間の民主党政権は
どうだったでしょうか？

動物愛護管理センターについても
予算がないと言われていました。

施設を建てるのに、46都道府県への予算だと
何百億になると

現在の予算は、二億だそうです。

ただ、既に殺処分０を実現している
県はあります。

神奈川県は、17億をかけて新しい
愛護管理センターを作ります。

その予算の一部を、県民が一緒に考えてもらいたいと、募金を募り二億以上の募金が集まったそうです。

動物愛護管理法は、各県で違います。
国が予算をどうのこうのではなく

各県知事が、しっかりと予算を組んで
取り組むべきです。

まーその意識もない県は、殺処分を仕方ないとして、交流会でも出ましたが
当たり前のように
殺処分が行われています。

生方議員は、ガスではなく
注射にと言われていましたが
いやいや、そもそも殺処分を０にしてほしいんですと思いました。

今回、法律がもし変わっても
各県の意識レベルが同じであれば
犬猫の扱いについては

変わらないように思います。

であれば、県議会、市議会のレベルから
地方自治が変わるように
その人なりを、みて
私たちは、一票を投じなければ
いけないと感じました。

そして、もっと悲惨な
動物愛護法にさえも入れてもらってない
畜産動物達については

次の日記にアップさせてもらいます。

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