うち二人は親子でした。

手前がおかん。
後ろが息子。
最初きょうだいかと思ってたら、まさかの親子でした。
だってちゃんとさくら耳してたから!笑
おばちゃんに聞いたら、この息子を連れてきたのが最初の出会いでその後二人揃って手術したそう。
トイが来るずっと前からこのへんにいた親子。
寒い日はあたしの車のボンネットに乗り、暖まって、梅の花のような肉球のあとたくさんつけてた笑
おかんはね。

これまで見たことないようなぶちゃいくさんで。
ぶーちゃん、て呼んでた笑
最初絶対に撫でさせてくれなくてかわいくないなー、とか思ってた笑
けどうちにトイが来てネコジを知って。
外猫ちゃんの事も知り。
いつからか、おばちゃんにも許可もらって時々ご飯あげたりしてた。
そしたら怪しい人間でないのを理解してくれたらしく笑
ぶーちゃんは撫でることを許してくれた。
トイはあんまり歓迎してなかったが笑
朝会えばおはよう、と声をかけ。
仕事から帰ったらただいま、と声をかけ。
そんな毎日がまだまだ続くと思ってた。
5月終わり?6月あたりからかな?
ぶーちゃんがガリガリに痩せてきた。
ガツガツ食べてたカリカリも、食べるのがヘタになり。
歯がなくなってきたそうだ。

かなり小さくなってしまい、抱っこしても持った感じがしないくらいだった。
7月入ってからは。
ウェットや大好きなちゅーるも食べてくれなくなって。
そこに元気な息子が来て横取りしてるのを見守ってるだけだった。
お別れはやってきた。

20日土曜日の午後。
うちの玄関ですやすや寝てた。
どうしても出かける用事があり、玄関で寝ていたぶーちゃんの頭をひとなで。
また夕方おいで。と声をかけたのが最期。
以来ぶーちゃんの姿はみていない。
そーいえば、この土曜日の昼。
ねこ福、てカリカリは小さくて食べやすいのか。首ふりながら懸命に食べてた。ぶーちゃんがご飯食べてるのを見る最期となった。
ぶーちゃん。
ほんとはあなたの亡骸を探して弔いたいんだけど。
あなたはそれを望んでいないんだよね。
あなたは立派に息子を生み育て。ずっと息子を愛でていた優しいおかあさんでした。
うちの子にしたい、と思ったこともあったけどあなたは決してそれを望んではいない。近所をパトロールしあったかいとこ、涼しいとこを探してお昼寝し。おばちゃん夫婦に甘えて。
素敵なネコ生を生き抜いたと思う。
あなたは立派です。
ね、ぶーちゃん!!

あたしにも心を許してくれてありがとう。
またね。
おわり。



















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