単身、マンション所有(ペット可⇒面会のとき書類持参)
徒歩3分(?だったかな、とにかくスープの冷めない、めちゃ近く)に、
ご実家があり、ご両親と妹さんが住んでいる。
きちんとした会社にお勤めで、週5フルタイムで働いている。
過去ルームシェアしていた頃に同居した猫ちゃんのお世話をした経験はあるけれど、
ご自身での猫飼い経験はなし。
彼女のお友達が、旧おっくんがいた猫カフェで
3ヵ月くらいの子猫2にゃんをお迎えしたので逢いに行き、
そして、猫のかわいさにヤラレて、『私も、子猫をお迎えしたい!』と一念発起。
猫カフェ⇒なおさん経由でゆずたんを見初める。
ゆずたんには3組の里親希望の方がいて、
それぞれの方の条件を踏まえると、優先順位はトップではなかったし
実際、3番めでした。
事前にそれは伝えてあったけれども、
それでも自分の目で確かめたい。と、遠路遥々面会にやってきた。
新幹線最寄り駅⇒ウチ⇒なおさんち・・と、私の車で送迎したので
けっこう長い時間お話しました。

なおさんちに行く道すがら、
「私、勢いできちゃったんですけど、
こんなに突発的に猫ちゃんをお迎えしたくなると思ってなくて
よく考えたら、今仕事は忙しいし、出張の予定もあったり
あと、休日にボランティア(猫以外)もギッシリ入れちゃったところなんです」
だから、ゆずたんがダメなのであれば、自分がいろいろ落ち着いた頃、
あらためて猫ちゃんをお迎えしたほうがいいかな。とも、思っている。
「だから、嘘はつきたくないから、今の現状を正直に、なおさんにちゃんと伝えて
そのうえで決めてもらいと思っています」
そう言って、ホントに話していました。
独りで暮らす人にとって、にゃんこがどれだけ生きる支えになるか、
私は充分過ぎるほど知っている。
話をする中で彼女の『ひととなり』がわかるにつれ、
単身の彼女にかわいい子猫からそのコを看取るまで
ずっと猫と幸せに暮らして欲しい気持ちは強くなっていきました。
せっかくこれから長い時間を過ごす家族、それ以上になるコ。
できることなら、可能な限り長い時間、ちっちゃなかわいー頃から共に過ごして欲しい。
・・・でも、ゆずたんのこと考えたら、彼女の生活パターンではお留守番が長すぎる。
そのときのゆずたんはまだ1ヵ月くらい。
最低でも、朝・昼・晩のゴハンは必須だし、カリカリだけでお留守番なんてまだまだ無理で
残念だけど、正直、里親さんになるのは難し過ぎました。

私自信、長い年月、単身でフルタイムで働いていたけれど、
離乳の頃からチョコたんをお迎えした。
20年くらい前はユルくって、昼夜逆転生活でなんとかなってたけど
今、もし私が保護主の立場なら、絶対あの頃の私に子猫は渡さない。
面会の帰り道、
望み薄でも、ゆずたんが来てくれるなら、まわりの家族・友人を巻き込んででも
何が何でもお迎えしたい!
けれど、それがダメなら、なんの猫を迎える準備のなかったその時から
生活が落ち着いてくる頃まで、『運命の猫』を迎える勉強の時間として待ちます。
結局『ご縁』だと。そう言っていました。

そんなこんなで、ゆずたんが出戻って来たその日。
彼女になおさんがラインして返事の連絡を待つ。
彼女は、もう猫を迎えるのをしばらく先。と思っているかな?
どうだろう?
僭越ながら、猫飼いの先輩として、猫の本とかご紹介するのに
ラインやってない私のために、ネコジのメッセージでやりとりするため
ユーザー登録してくれていた彼女からの返事は
『ありがとうございます』でした。
こちらこそ。ゆずたんのこと、諦めないでいてくれてありがとう。
その夜、取り急ぎの件で電話で話をしました。
でも、結局急ぎの件はあんまりどーでもよくなってしまいました(笑)
面会の頃には、とてもゆずたんを託せなかった。
けれど、時間が経って、ゆずたんも大きくなった。
彼女は、ちょうど多忙だった仕事がひと段落。
あと少ししたら夏季の長期のお休み。
紆余曲折あったけど『ご縁』だったんだよー。
考えたらさー、ここへつながるための時間稼ぎの運命だったんだよ!
と、両手を取り合ってハイタッチ!(私の脳内イメージです)
マシュマロみたいな10歳は若く見えるほんわりした印象なのに
中身は、とてもしっかりとした、真面目で勉強熱心な人です。
猫飼い初めて・お迎え準備ゼロの彼女に、
オタク気質丸出しで、お迎えのための準備に伴うオススメを
メッセージで送りまくっています(笑)
「その運命が本物だった。って言ってもらえるようにがんばります!」
言葉の通り、彼女は怒涛の勢いでお迎えの準備を進めています。

ゆずたんを、哀しみの涙を流して看取るまで。20年かの長い間、
ずっとずっと寄り添って生きていってくれる。
そう確信して、この日記を書いています。
もうちょっと先のことだけど、ゆずたんのこと、何卒よろしくお願いします!

預かり小姑おばたんが、できることは手伝って全力で応援する心積もり満々だし
悩んだときには、ネコジルシで日記を書いたら、
もっと大先輩や猫想いの方々が、きっと手を差しのべてくれる!
ゆずたんと、飼いぬち一年生の彼女にも。精一杯のエールを送りたい。