15匹以上の乳呑子が保護された。
既に譲渡された子。
譲渡が決まった子。
これからトライアルに出る子。
まだ里親さんが決まらない子。
そして、その小さな命の灯火が消えてしまった子。
いろんな「小さな命」が、
活動家さんによってその命を繋いだり、
温かく見守られ亡くなったりした。
昨日も1匹の子猫の命の灯火が消えてしまった。
生後3ヶ月までは、
命を繋ぐのに、沢山の労力と体力・精神力、
時間、医療費、食費がかかる。
睡眠時間も3時間睡眠なんて当たり前。
子猫は何処から来るんでしょう?
それは「責任を負わない猫の飼い主」からだと私は思う。
保護された場所の話を活動家さんとしても、
獣医師と話しても、
大体同じ地域だ。
ということは、
「猫は繁殖させてもいい」
という価値観の猫の飼い主が居るということになる。
繁殖の全てが悪いとは言わない。
産まれた命に責任を持てることが大切なわけだから。
命に責任を持つ気持ちがない繁殖は、
私は「虐待」だと考える。
責任を持たない繁殖を?どうしたら止めることが出来るのか?
止めさせることが出来るのか?
ペットは「財産」に当たる。
故に、行政が前のめりに介入しにくさはある。
私はこの1年、
行政に、そこをなんとか出来ないか?と相談してきた。
実質、問題解決には至っていない。
しかし、問題提起はしていかないと、
問題解決の方向性や方法なども検討出来ない。
私は、個人で保護活動をしている方々に、
是非、都道府県の「動物ボランティア意見交換会」に出て頂きたいと考えている。
勿論、保護活動は出来ないけれど、
動物ボランティアに興味関心がある方々も同様に参加して貰いたいと思っている。
「そんなのに出ても解決しないから」
で終わりにしてしまうのではなく、
国や都道府県の方針の確認や、
集まった動物愛護活動に関わる人達と話を持てる、「繋がりを作れる」良い機会だと私は思っている。
昨年の意見交換会で、
①猫の室内飼育の徹底化。
②猫の登録制の導入。
③市区町村レベルで、動物ボランティア育成講座を行って欲しい。
を意見として提案した。
①に関しては、広報で見開きで「犬・猫との暮らし」と特集をしてくれた。
役所のHPでも情報発信を増やしてくれた。
②③に関しては保留。
今年も②③は提起していきたいと考えている。
意見交換会の中で、愛護活動45年の愛護推進員さんの談話があり、
話の中で、
・資格を持たない飼い主による繁殖を法律で禁止にしていく必要がある。
・過度な多頭飼育を減らしていく方向の重要性。
などの話があった。
私もその通りだと思った。
〔ボランティアの横繋がりの重要性〕
についても行政から話があった。
ボランティア同士で円滑な関係性を持つことが、更なる動物の幸せに繋がるという話。
ごもっとも。
と思った。
私はどこの団体にも属さない。
このスタイルは変えるつもりもないが、
必要な所への、私個人が出来る協力は惜しまないも変わらずしていきたいと思う。
私は法律が許すならば、
無責任に猫を繁殖させている家に、
毎日拡声器で語りかけたい気持ちだ。
(笑うところですw)
動物に関する価値観。
動物愛護に関する価値観。
全てを同じにすることは困難だとは思いますが、
【無責任に命を産み出すことを止める】
方向性を模索し、興味のある人ない人で共有し、命を落とす為に産まれてきたような犬猫さんを、
1匹でも減らしたい!
と願ってやまない。
昨日他界した子猫。
来世は幸せになる為に産まれて来て欲しい。
バカな人間の犠牲になってごめんね。




















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