『飼い主のいない猫(野良猫)』への避妊・去勢手術等にかかわる費用を町が全額負担します!
な、ふとっぱらな長泉町に住む、
『猫は大好きなんだけど、憎たらしい。という友人』
*
彼女のタイミングの良さと、方向音痴には改めて脱帽です。
「月曜休みとって、午前中ガス屋が来るんだけど、午後ちょっとだけ猫ちゃん見に行っていい?」
モケたん・ニコたんが出戻ったばかりか、存在すら知らぬ彼女。
以前も、テルちゃんをお迎えしたて・おっくん(だったかな?)預かったばかりのころ、
あとは「ららぽーとに行くから待ち合わせない?」と、
まさに私がららぽーとへ行く予定の朝。
とにかく絶妙なタイミングで連絡をよこす。
そして、予定の時間を少し過ぎ、ウチから車で5分もかからない距離なのに
「ゴメン!迷った!運転中だから切る!」と。
猫窓から見ていたら、ウチの1本隣の道路を曲がり、人んち敷地でユーターンしてやってきた。
この地に住み始めて四半世紀なのに「この期に及んで!?」
ちょっと私には理解できない方向感覚の持ち主です。

スクちゃんに荷物チェックされていました。
機関銃のようにしゃべるので「しー」と部屋に入ってもらう。
モケたん・ニコたんを見て「かわいーーー!」と早くも言いつけを破る。

朝、ワクチン打ってきたから見守ってね。
『猫ちゃんを見に』と言っても、
いろいろ話しに来るほうがメインではないか。いつもそう思う。
でも、話の合間に猫を見て、話が飛ぶこと多々。

来客中、いつも通りミケミケズはロフトへ避難して姿を一切見せず
友人の息子は、成人して東京に住み、彼女と同棲中。
ブリーダーからミヌエットを購入して、そろそろ1年。
同棲中の彼女は、何か国も話せる旅行好き。
普段ミヌエットはお留守番の日中ケージの中なのだそう。
「もうさー、かわいそうじゃんねー!」と、息子たちに憤慨している。
自分は(自称)ケチで猫にお金をかけられない。
私のようにずっと一緒にいてやれない。
自宅をぐるりと囲む地主が、外猫を放置飼いしており、
ときどき、ウチの猫に癒されたい。と、やってくる。
「ふたりとも旅行好きらしいんだけど、
旅行中ずっとケージに猫を入れっぱなしなんだって!
ペットシッターがお世話に来るとき以外ずっとだよ!」
「もうさ、次から前もって言ってくれれば『ウチで預かる』って言ったんだ。
私だって忙しいけど、ウチのボロ家だって古い分、部屋数はあるからさー。
猫が可哀想じゃんねぇ。」
つばを飛はさんばかりの勢いに、相槌をうつのがやっとな私。
電話でコンコンと息子を叱り飛ばしているらしいが、
息子は息子で、きちんと猫のことを考えて、イロイロ調べているし、
高くて良いフードを与え病院でケアをし、
迎えるにあたっては、自分たちの生活スタイルを考えて
お留守番でもケージでも大丈夫な品種を選んだ。と言っているそうだ。
↑そんな品種の特徴あるの??
他にも
・隣のウチの子供が自分の敷地を踏むだけで許せず「あっちで遊びな」と言ってやった。
私、心が狭いのかな?
・私とは絶妙なタイミングの彼女だけれど、旦那とはサイアク!と言っており
「今日ガス屋が来るから、朝5時から水回り掃除した直後にシャワー浴びやがって。
でも、仕事は昼過ぎ(3交代)からだったんだよ!?」
・洗車してもらったら、以前と違ってどーにも汚く感じて文句を言った
等々、1時間半、びっちり愚痴をこぼしていった。
旦那とは不仲なのだと思っていたら
「どうせ私の話なんて聞いてないからいーんだ」と、
自分の職場の愚痴を話し倒しているのだそーだ。
・・なら、まー良かった(?)
私はほとんど猫のことしか話題がないし、
目の前のモケたん・ニコたんのことを話したけれど
「なんか、ふたりを引き離せない。ってわかる。幸せそう。一緒におうちが決まるといいね」と。
ワクチンを打って帰ってきたあと、夕方に急遽、再募集の面会が入りました。 モケたんへ応募してこられた市内に住まれるお母さん・中学3年生のご子息・年長さんのお嬢さんです。
『一日でも早くふたり一緒に』
私の想いと、里親希望の方のスピード感が合致する。
ワクチン打ったのに、忙しースケジュールになってしまった。

ゴメンね。いい夢みてね。