
もう何年の付き合いになるのか・・・・・
10年ぐらい???
前に日記に少し書いた子ですが、ぶっさんは家の周りに住んでいた野良猫でした。
成猫のオスで、いつのまにか我が家にご飯を食べに来るようになりました。
ぶっさんは野良猫ですが性格も穏やかで触れる子。
私はぶっさんの去勢もし、ぶっさんは外暮らしをしていましたが、ある日ぶっさんが隣の庭でウンチをしているのを目撃!!!
これを機に家の中に入れました。
最初はケージの中で鳴き続け、外での信頼関係なんて意味がありませんでした。
トイレも使えずストレスでケージ内で下痢(泣)
私は取り敢えずケージから出し、元々気ままに生きてきたのだから家の中をフリーにしました。
トイレはしたければするだろう・・・・ぐらいな気持ちでした。
あまり記憶がないので、おそらくそんなに私が困ることもなく、ぶっさんは家の中の生活に馴染んでいったと思います。
ぶっさんを家に入れたとき、他にも来たばかりの子がいたので、毎日見守る日々・・・・
ぶっさんは、トイレを覚え、他の猫とケンカもなく、外に出たいとも言いませんでした。
それからのぶっさんは、いろんなことがありました。
口の中が痛くなり、抜歯やスケーリング。
歯茎の痛みが無くならず、インターフェロンの注射をしたり、痛み止めの薬を飲んだり・・・・
病院と縁がある生活を送りました。
ぶっさんも、今では白髪混じりの猫になり、痩せ、体の毛のあちこちが抜けてきました。
そんなぶっさんは、私のことがすごく好きなようで、毎日一緒に寝ていました。
口が痛いのでヨダレをたらしながら私の枕を使います・・・・
先週、ぶっさんに異変が起きました。
体調が悪化し、脱水が酷くなり、病院へ連れていったときには体温は37度もない状態・・・・
今亡くなってもおかしくない・・・・そう思いました。
病院から帰ってきても寒くて震えています。
私はぶっさんに、「今日は下の部屋で寝なよ。暖かいからね。」と言って2階の寝室で寝ました。
朝起きると、ぶっさんは私の枕元で寝ていました。
「ぶっさん!」
私は驚いて思わず声が出ていました。
ぶっさんは怒られるとおもったのか、フラフラと部屋から出ていきました。
今のぶっさんは力が入らず、気力だけだと思うのです。
歩くのが大変な状態でどれだけ時間をかけて階段を上がってきたのか・・・・
もう余りぶっさんとの時間は残っていないと思います。
少しでも穏やかにしたいことをさせてあげたい・・・・そう思っています。
続く。



















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