それでも人を信じてる。

2020年1月12日(日)

2006 / 24

Yさんがひどい虐待を受けた子を保護したんだよ。
入院させてるけど看取りになると思う。

そんな話を聞いたのが去年の暮れ。

私は動物虐待の話が一番ダメージを受けるので、話半分で聞いていて、
ただ、Ｙさんは優しいよね、尊いねという話をしました。
多頭崩壊真っ只中にいて、それどころじゃなかったのもあります。
人間の愚かさにうんざりしていました。

そして忘れたころにオババから写真が送られてきました。

舌を根元から切られて、肛門に枝を刺され、
下半身に火をつけられていた去勢済の子。

2ヶ月入院したけど元気になったんだ。
人懐っこくて可愛いんだ。
この子を里親募集かけようと思う。
オババ、今年最大のミッションだよ。と。

まさか、あの子？！

涙が止まりませんでした。号泣です。
生きていてくれてありがとう。
もしあのまま死んでいたら、私はただ虐待魔を恨んで終わりだった。

でも、生きていれば、君に償うことができる。
人間は愚かな生き物でごめん。
それでも人間を好きでいてくれてありがとう。
また人の手を信じてくれてありがとう。

見沼区で保護されたから「みぬま君」。
私もオババの一大プロジェクトに乗っかろうと思います。
もうね、絶対成功させてみせますよ。
ベロがなくたって、毛が生えてこなくたって大丈夫！
君を宝物のように扱ってくれる人間を探しだすから。

さあ、みぬま君、
日本一の幸せ猫になる準備はいいですか？