調子に乗って、第二話です。
マタタビ刑事、前編
https://www.neko-jirushi.com/user_home/diary/diary_detail-213294-185974.html
取り調べを続ける、刑事タマ。
しかし、容疑猫が口を割る様子はない。
「くっ…今日はここまでだ」

三毛(まだまだ甘いわね…坊や)
まる「証言だけじゃ弱いのかなあ…違法スレスレのやり方だったし…」
タマ「…もっとはっきりした証拠が要るな」
タマ「はんたは、ジャーナリストだったな?」
タマ「仕事中、商売道具を持たないなんてあり得るか?」
まる「そう言われてみれば…」
大捜索の末、破壊されたカメラを見付けた2匹。フィルムは抜かれていたが、その中には、カモフラージュされたSDカードが…。
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はんた「僕ははんた。この録画を見たネコへ…」
「僕は始末されるかもしれない。頼む、そうなったら…」
「いたぞ!捕まえろ!」
………

白黒「あたしとミコ様の会話を見たニャ?白状するんだ!」
はんた「し、知らない…」
過酷な尋問の末、屈してしまうはんた。
三毛「クックック…私が直々に始末してやろう」

「これで証拠は消えた…。」
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全ては明るみになったと、容疑猫である、三毛、白黒に告げるタマ、まる。
それまでの余裕が消える犯ネコたち。

三毛「元はと言えば、あんたが口を割ったから!」
白黒「ミコ様だってツメが甘すぎます!」
仲間割れを横目に、被害者の無念を晴らせた安堵を胸に、2匹はつかの間の休息を取るのであった。

まる「ムニャムニャ…もう食べられないよ」
タマ「😪💤うーん…カワイコちゃん、オレと…」



















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