少しの後悔を吐き出したい

2020年3月6日(金) 771 / 4

ふくちゃんが亡くなって3日経ちました。

桃の節句に亡くなって、翌日火葬していただきました。
お骨拾いをどうする？と息子と相談したら
「不謹慎かもしれないけど、どういう骨格になってるのか見てみたい」
といかにも息子らしいことを言うので、二つ返事でお骨拾いのプランで。

写真は載せません。
撮りましたけどね。

息子が卒業式の日にもらった、ピンク色のカーネーションとチューリップ
卒業を待ってお祝いしていってくれたふくちゃんに
ありがとうの意味をしっかり込めて、ふくちゃんにプレゼントしました。

その場所に横たえて、お花をいっぱい飾って
最後まで食べてたカルカンパウチと
唯一みんなで一緒に食べたおやつの「かにかま」
を持ってってもらいました。

蓋が閉まるまでは涙が溢れて溢れて。
ありがとう、ありがとうね、また会おうね、って。

「点火」
のスイッチは私が入れました。

1時間半経過

お骨を拾わせていただきました。
すごいね、猫の骨格って。

あんな小さな指の骨、あんな薄い頭蓋骨
あんな長い手足の骨
そして思った以上に太い背骨の骨

改めて、生きるってすごいことなんだ
命って本当に奇跡なんだ

と感動すらしてしまいました。

骨壺に入れて、我が家に連れ帰るとき
大きな声で「さ！ふくちゃん！一緒に帰るよ！」って声掛けしました。
息子が、あーね、うんそういうことね、って（笑）

私は無宗教です。
仏教徒のように仏様を信じているわけでもない
クリスチャンのようにイエス・キリストを信じてもいません

ですが、自然の中に神様は宿ると思ってます。
そういう意味では神道に近いのかな。

ふくちゃんはきっと「福（ふく）の神」になって護ってくれる。
息子はこの春から大学で他県に出ます。
きっと私は一人でふくちゃんの看取りをすることになるんだな
ずっとそう思ってました。
辛いけど、それがふくちゃんなのだからと思ってました。
でも、息子と一緒に別れをさせてくれたふくちゃん
最後の最後まで優しい子でした。
そして今度は他県に行く息子のことを「福の神」として護ってくれます。
なんて強い良い子。

息子に「点火のスイッチ、よく押したね。変わろうか？って言おうとしたのに。」
って言われて。
それはね、うん、かーさんがやらないとね、うん、大丈夫。
くっそー、息子、おめーも大概優しいなぁ（笑）

毎日ふくちゃんの動画を見てます。
そして一つだけ後悔が出てきました。

最後、夏用ベッドにタオル一枚敷いて横たわったふくちゃん
冷たいところ、ペットシーツの上に移動しようと力を振り絞っていたのを見かねてそうしました。
その選択は間違ってなかった、そう思ってます。
でも、でも。
きっと最後はもう意識なかったのよね、どこかでそれは分かってた。

ねぇ

最後の最後、抱っこしてあげてればよかった？
ずーっとベッドにいるふくちゃんを撫でてたけど。
呼吸が楽そうで、静かに楽に逝けそうだと思ってそうしたけど。
抱っこすればよかったかなぁ

きっと抱っこしたら、私は気持ちが楽になったんだと思う。
でも抱っこしたら、無理な体制で辛かったかもとも思う。
ふくちゃんのことを第一に考えたら、これでよかったのかなとも思う。

抱っこしてなかったから一人で逝かせたような気持ちにちょっぴりなるのよ
ずっと最後まで傍にいるよ、って伝わってるかな

伝わってて欲しいな
伝わってるよね

ふくちゃんと一緒にやってきたきくちゃん

昨日、一日中、きょろきょろしてました。
切ない・・・

大丈夫（何が？ｗ）
みーんなうちの子は可愛い！！！
みーんな大事でみーんな一番！！

後悔は次に生かそう！！
ちょっと吐いてみたかったのです

読んでくれてありがとうございますm(__)m

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