自宅で猫たちの世話をし、家事をし・・・・
我が家の猫たちを見ていて、ふと思ったんです。
なんで猫がここまで増えたのかな?と。
最初が小梅という猫が1匹・・・・その後長老三兄弟がやってきて4匹・・・・
その後、野良猫の母猫が置いていった三兄弟が増え7匹・・・・
その後近所で拾った子猫や捨てに行く人から貰った?いや引き取った子猫、主人の職場のビルから落下した中猫・・・・・あれよあれよと増えていき、気づいたら32匹になっていた。
その後もこんなにいるのに猫を引き取り続け・・・・
いま思うと猫たちを受け入れ続けた一番の理由は同情だと思う。
可愛い子だからとか飼いたいより、可哀想という気持ちが先だった。
行き先がない、引き取り手がない、ご飯ももらえない・・・・・そんな猫たちと出会ったからだと思う。
この可哀想という気持ちは危険だと私は思っていて、自分ができるできない関係なくなんとかしてあげたい!と思ってしまう。
私が実際関わった人で可哀想からどんどん増え、猫が手に負えなくなり手放した人もいる。
その人から引き取った猫たちも我が家にはいる。
我が家に来た猫たちが幸せとは言えないし、そう思ってはダメだと私と主人は思っています。
実際に馴染めずFIPで亡くなった子もいます。
でも、我が家に来る以外生きれない子ばかりだったから、申し訳ないけど来てもらった。
正直に言うと・・・・・さすがに全体の猫の数が40匹、50匹になっていったときは、引き取るのを止めた方がいいとも考えました。
猫たちの環境、資金の問題・・・・全部自分たちの力で猫たちが死ぬまでみてあげれるのか?
我が家から次の行き先はない。人馴れしてない子もいて里親さんも見つからないだろう。
失敗するわけにはいかない・・・・一度連れてきたら、無理です!とも無理でした!とも言えない・・・・・
とくに数匹で引き取るときは、悩みます。
でもどうしても、毎回猫たちを見捨てることができなかった。
弱っていたり、人が怖かったり、人が怖いあまり本気で人を襲ってきたり・・・・・そんないろいろな猫たち。
私は自分がたくさん猫を飼っていますが、どの子のときも手を出さなければよかった!と思ったことはありません。
もちろん、その当時は人間関係で嫌な思いもしたり、いいことばかりではありませんでした。
でも嫌な思い出はだんだんと忘れていきました。
私の個人的な考えですが、手を出すのも出さないのも覚悟が必要だと思っています。
手を出すなら猫も自分も悔いがないようにやるしかなくて、手を出さないならその猫のことを忘れるしかない。
きっと忘れることはできないけど、自分の心になにかしら納得できるものが必要かもしれない。
私は今後も縁があれば、手を出す方を選んでいくと思うんです。
嫌な思いをしたり、悩むときも出てくると思います。
だけど、手を出さないことの方が自分の中で消化できないと思うから、まあやれるようにやるしかないかなぁと思っています。
自分が出会える一握りの猫たちとの縁は大事にしたいと思います。

写真は近所のお家の庭に住む耳カットちゃん。
毎日何度もちゅーるを食べにやってきます。最近は寝てる時間も出てきました。
ちゅーるを食べ、庭で寛いだりしても、ちゃんと自分の家に帰っていきます。



















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