棚の上のちゅーる。
ビンの中のサプリ。
みんな、どこへ行った?
食べられることもなく。
開けられない缶詰。
おつまみの焼きのり。
みんな、どこへ行った?
おやつに、なることもなく。
ネズミよ、高いとこから、
教えてよ、おやつのありか。
🎵
(ナレーション;オヤジ トモロヲ)
その家に、おやつはたくさんあった。
有り余るほどに、おやつはあった。
でも、なかなか、おやつは出て来なかった。
家の中にあるのは知っていた。
それは送別の品だった。
明らかに、クロノスとマーベルへのプレゼントだった。
クロノスとマーベルは、悩んだ。
この物語は、クロノス、マーベルとウッカリーノとの知恵比べの物語である。

クロノスとマーベルは相談をした。
どうやったら、おやつにありつけるかを。
来る日も、来る日も、相談をした。
しかし、なかなか名案が浮かばなかった。
そしてある日、クロノスとマーベルは、お互いに名案がひらめいた。
それぞれ、二人には、自信があった。
二人はそれを実行した。

クロノスは、売れないお笑いタレントだった。
クロノスは一発芸(モノマネ)をウッカリーノに見せた。
滑った。
見事に滑った。
ウッカリーノは笑わなかった。
クスリともしなかった。
売れない理由が、良く分かった。www

マーベルは女の武器を使った。
これはずるかった。
しかし、この策は当たった。
ウッカリーノは、イチコロ、コロリンだった。

反則の字が、間違っていた。
でも、ウッカリーノは、あえて直さなかった。
それがクロノスっぽいかな、と思った。
やっとのことで、クロノスとマーベルは、ちゅーるにありつけた。
これからも、クロノスとマーベルのウッカリーノとの知恵比べが続く。
挑戦するネコに、近道はない。

著作、制作;NHK(ネコエイチケー)
マーベルの小部屋は良いアイデアが出来ませんでした。
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