我が家には稲荷と言う名の猫がいます。
稲荷は貧血がひどく、今月の頭に我が家の猫の良から輸血しました。
輸血をして、稲荷が自分で血液を作れるように治療をしてきました。
毎日毎日病院へ行きました。
でも治療の成果はありませんでした。
血液を作りかけても、それが途中でダメになっているようです。
とうとう稲荷は昨日から立てなくなりました。
立てなくなった自分に戸惑っているようでした。
今は鳴いて人を呼ぶのです。
食べたいなのか、飲みたいなのか、わからないけれど呼ぶのです。
呼ばれて、ご飯、水と順番にこれ?と稲荷に聞いていきます。
稲荷はご飯をよく食べます。
食べれる状態ではないのに、食べます。
今のままだと、稲荷の命は1週間。
繋ぐためには、また輸血をしなくてはなりません。
輸血をして、また1ヶ月同じ治療です。
高い確率で輸血の効果はでないだろうと言われています。
生かすか?死なせるか?
飼い主である私たち夫婦に今後のことが委ねられました。
いろいろ悩みました。
お金のこともあります。
稲荷の負担もあります。毎日の病院は病院嫌いのあの子には負担です。
でも、稲荷はご飯を食べるのです。
お腹が空いたと呼ぶのです。
体を起こし、支えながらですが、稲荷はガツガツ食べるのです。
そんな稲荷に、私は死ねと、命を終えろと言えなかった。
月曜日に、稲荷はまた輸血をします。
今度はフクにお願いするつもりです。
また効果がないかもしれません。
また輸血をしないと生きられないと言われるかもしれません。
稲荷が食べれなくなったら、また次をどうするか?考えます。
写真は、さっき撮った稲荷です。
頭をあげて私を見る稲荷が、私には生きたい・・・・・と言っているように見えるのです。




















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