
猫を増やしちゃいけないよ 拾って来たならすぐ連絡しなよ と言うオババの言葉はどこへその
オババの猫とも母さんの自宅に1.5ヶ月くらいのキジトラ君がいた
すっ飛んっで走り回っていたから、最初は家の中にツバメが飛んでいるのか? と思ったほどだ
シュッシュッと走る子猫の残像しか見えなかったのよ
元気いっぱい
あーあっブツブツブツ と文句を言っても、子猫がもう猫母さんの家にいるのは事実
猫母さん宅にいた、まさにその時
ちょーどオババへ電話がかかってきた
オババんち猫いるー?
要らんがな!腹一杯になるほど猫いるよ と返すと
いやいや そうじゃない 猫が欲しいのよ うちの子がひとりぼっちじゃ可愛そうになってさと
だから2匹引き取れと言ったろー
と人の家の居間で友達と電話越しの痴話喧嘩
目の前にはすっ飛び残像しか残らない子猫がいる
ボンボリンしっぽのキジトラ君はいるけど と話はトントン拍子
初期の医療措置をしてワクチンを打ってお届けに行ってきた
翌日に この子元気無いし、ご飯食べない 怖いから元気になるまで返すと出戻ってきた
オババの行きつけの獣医は消化不良だね と整腸剤を出しておしまい でも食べない
預かりさんも違う獣医に連れて行って下さった
こちらも胃腸の消化不良の診断
補液をしてコンベニアを打って様子を見て だが食べない
体重も落ちている
うーむ こりゃ一刻の時が物言うかもしれん
神の手獣医に判断を仰ぐかとボンボリンなボブテールのキジトラ君を連れて行った


神の手獣医はお腹触って、背骨触って
無言でお薬用意し始めた
無言で神の手獣医が処置始めるときは
おっ こりゃまずいぞ 厄介な病気だ
とわかる
神の手が あのね この子膵臓が悪いのよ だから食べないの
詳しい検査したいんだけど 今日はしない
お薬出すから それでも食べないようだったら検査するね と
オババが今じゃダメなんですか?と聞いたら
眼鏡の下からこちらを覗くように見た神の手獣医は
今日はたくさん針刺したから 可愛そうでしょ ちょっと痛い検査なんだ
薬無くなったら来てね と優しい言葉
神の手獣医の優しい言葉ほど怖いものはないのよ
何で早くに神の手に連れて行かなかったんだろか
様子見が一番危険てわかっていたはずなのに ばかばかオババのバカチン
子猫の膵炎って
ワクチンが悪さしたのかなぁ?
ノミ取りが悪さしたのかなぁ?
まさかインターフェロンが体内で毒物に変化したとか?
すっ飛んでいたから、どこかにお腹ぶつけたか?
原虫が悪さしているのだろうか?
最悪FIPの初期か?
猫の膵臓、脾臓は怖い臓器なのに
色々悪い事だけが頭をよぎる
今は、とにかく口から食べさせたい 体重減少を食い止めたい
救いは元気だけはまだあるみたいで
預かりさんちの20歳のジイちゃん猫をいじめている
こんな事を長くなっていると 病気の知識だけがたくさん増える
これも臨床体験だと オババのポンコツ脳みそに叩き込む
あーあっ もっと早くに動物の勉強すれば良かったな
今更じゃ 大学出たら即獣医院長クラスの風態になってしまうしね
お薬が効いてご飯もりもり食べられるようになると良いな
少しでも胸焼けしないで食べられ代物って何だろか?
スープだけでは力出ないぞ
絶対に彼氏のトレードマークのボンボリンなボブテールをぴこぴこ動かしながら、すっ飛んで歩く日が来るだろうからね
その日を目指してご飯難民を克服するぞ
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