
家の前に現れた年齢不詳の『にゃあにゃあ』を家に入れて、
ペット不可のロフト付きワンルームから、
ほとんどウチに入り浸っていた同居人*と、ペット可の賃貸へ引っ越して、
この人とは別です
「子猫が欲しい」と、新聞の端っこの告知を見て出かけた先は、
神奈川でガラの悪いので有名なK市の隣の都内K市の譲渡会で、
まだ、ママからおっぱい飲んでる赤ちゃんの中から、三毛猫のコに決めました。
きっと今、子猫の里親募集に応募してくる方は、
あの時の私みたいな感じの気持ちな人が大半なんだろうなー。と、
ぼんやり(統計とったワケじゃないケド)そう思います。
当時の私は、夜9時~朝6時(ときどき8時)まで、週6で
インフルになったとき以外、遅刻も欠勤もせず真面目には働いていました。
でも、アルバイトと社員の真ん中みたいな、社会保険には入れるけれど、賞与は出ない。
そんな収入状況でした。
20年くらい前なので、残った写真*からしか鮮明な記憶がないのですが、
保護団体さんが、シリンジと、今でいうベビーキャットのムースみたいな離乳の缶詰をくれたのに
ゴハンをあげようとわしづかみすると、ちーーっこいツメで大暴れで、
にゃあにゃあが食べていた猫缶(近所の雑貨屋で買った激安大容量)を食べ始めたので
なんだ、それでいーじゃん。と、指定のゴハンは早々にやめた記憶です。
*当時はデジタルカメラでなかったのでデータじゃありませんでした。
猫を撮るのは、人間の目がカメラになったらいいのに。と思っていますが
その記憶は薄れるので、絶対に、たくさん画像や動画を撮っておくべきだと思います。
避妊は、当該時期になったら団体さんから連絡をくれて、
1万円で、送迎付きの1泊でやってくれたし、
毎年ワクチンは打っていたけれど、
数年して、ひとりになって古いボロい小さい戸建ての賃貸に移った頃、
にゃあにゃあが、がっくり具合が悪くなるまでは、
病院へ行ったことも、行こうとしたこともありませんでした。
駆虫も、猫のお手入れも、ロクに知りませんでした。
なんとなーく、チョコたんとにゃあにゃあを飼っていました。

にゃあにゃは、病院で診てもらったら糖尿で、
毎日インシュリンを打っていたけれど、今ほどの医療でなく
最初の病院指定の量で、2階からにゃあにゃあが転げ落ちてきて病院を変えて、
人生イロイロで、日に3回のインシュリンを打てなくなって
実家の両親がにゃあにゃあを引き取りにきて、そして、最期を看取ってくれました。
自分でウチのコにした最期も看取れない、へなちょこ飼い主でした。
もし今、
あの時の私が里親希望者として現れたら、絶対に預かりっ子を託したいとは思いません。
以前に、にゃるるさんが、里親さんには猫を看取った人が良い。
と、日記に書いておられました。
私もそうだけれど、愛しい我が子を看取った人は
その哀しみと、もっと何かしてあげられたのでは?という
自責の念と後悔を、必ずと言っていいほどたたえていると思う。
なので、次にお迎えするにゃんこは、絶対幸せにしたい。
そのために何をすべきか考えた飼い方をするに違いない。
そう感じます。
そんな私も、最愛のチョコたんを見送り、
3にゃんの子猫をお迎えし、
ネコジルシを知り、
TNRやNNNというコトバを知り、
スクちゃんの保護主なおさんから預かりをするようになり、
ネオを看取り、

そして、
もともとのオタク気質から、立派な猫バカが完成しつつあります。
そんな昔の私のような者でも、なんとか飼い主をやっていたのだから、
真面目に『猫ちゃんを飼いたい』と、いろいろ調べて勉強していた里親希望者さんは、
ちゃんとした『飼い主』になれる。そう信じています。
お宅訪問して、猫について説明していたときです。
生後半年くらいでの避妊と、そのタイミングで、
エイズ・白血病の陰性を確定したければウイルスチェック。
任意でマイクロチップの挿入。
そして、ワクチンは今年2回目を打って以降は毎年一年ごと。
そのタイミングで任意だけれども血液検査をすることをオススメする。
と、話していたら「質問いいですか」と聞かれました。
「最初にエイズとかの血液検査をするのに、
何故、また血液検査をしなければならないのか、やる意義がわからない」
ウイルスチェックは、エイズの抗体と白血病の抗原をチェックするためだけのキットに
ほんの1滴垂らすもの。
それとは別に、いろんな項目の人間みたいな血液検査があって、
定期的にすることで、その数値が正常値かどうかによって
病気を早期に発見することができる。
そう説明しました。
それから、寝落ちするユリたん画像を見た里親希望者さんから
これはメッセで聞かれました。
『ところで、寝落ちした子猫は、ベットに運んだり、
エアコン効いていたらタオル掛けたりした方がいいんでしょうか?』
読んだとき、思わず吹き出してしまいました。

ユリたんたちはまだ寒い季節を経験してないからわからないけど、
毛布とか布に、潜るのが好きなコ・嫌いなコがいる。
猫はそもそも砂漠に生息してたから、暑さは平気。と言う話もあるけれど、
人と同じでスクちゃんなんかデカイからかエアコン部屋にいつもいる。
スクちゃんが好きなユリたんも、ほとんどエアコン部屋にいる。
猫が暮らすのに、適正とされている温度があるので、温度計を見て可視化したらいいと思う。
そうお伝えしたけれど、イマイチ腑に落ちない様子でした。
あ。猫を見て、まん丸くなってたら、寒そうかな?
暑いと、上向きになって伸びたり、大の字でカラダが開いてきたりするから、
それでわかるカモ。 ↑まー、ヘソ天ですね。
と、言ったら「なるほど」とおっしゃってました。
猫バカと化した、今の私からすると、すごく新鮮な疑問を持つんだなー。と思いましたが、
チョコたんをお迎えした、あの頃の私は、こんな風に思ったりしてたかな?

みんながピッチからガラケーに変えて、やっと私も携帯を持った頃。
今のようにスマホやネットでなんでもスグに調べられない時代。
猫の本は何冊か買って読んだかな?
でも、病気とか難しいところは読み飛ばして、ブックオフへ売り飛ばしてた?
おうちに猫がいる方なら当たり前な、小さな出来事や、ねこ ある ある ある!
これから体験・体感して、喜んだり・困ったり。
疑問や不具合があれば、ひとつずつ解決していってもらえたらいいな。
そう思っています。
それに、すごく心配症だけど、私はそのくらいでちょうどいい。
とも考えています。
だから、まずはトライアルから。
無理はしないで、でも、がんばって!!

 
     
         
         
           
          










 
          


 
         
        

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