ありがたいことに、その間、他に検査が必要な体調不良もありませんでした。
項目と数値を書き出そうかと思ったのですが、面倒なのでやめました。
おうちのにゃんこの数値と比べてみたり、ご興味ある方は、拡大して見てみてください。
スクちゃん 約2歳 茶トラ♂ 検査時の体重5.44kgです。
●血液検査

●血清生化学検査

↑数値の高かった項目を絞って、1歳健診の1ヵ月後(2019 11/8)に再検査しています。
コメント欄の『LIP』は、先生の判断で追加した項目[リパーゼ]です
(ハナちゃん・テルちゃんのときは追加してなかった・・忘れたとか?)
●尿検査

結果[1]
今年もTP(総蛋白)の数値が高く、
去年は、一過性の可能性もある。とのことで
1ヵ月後に再検査して正常値⇒ヨシとしました。
「今年も期間あけて再検査ですか?」と聞くと
去年も今年も。というコトだと何か要因がある可能性もあるので、
タンパク質の分画を調べても良いカモ。
とのこと。
アルブミンとかグロブリンの内訳を見る事で詳しくわかるそうです。
高いお金を出して検査しているのは、本にゃんの元気・健康確認と、
何かの病気・要因はないかの早期発見のためにやっているので
『喜んで!』な勢いでお願いしました。
外部へ検査に出し、結果は「早くて土曜かな?」だそうで、週明けくらいでしょうか。
結果[2]
BUN(尿素窒素)と尿のPHがやや高めなのは、
やや脱水気味で、その分高めな結果が出ていると思われ許容範囲でしょう。
とのことでした。
ネオの頃、散々注目したクレアチニンも1.2だし、腎臓はまだ平気かな。
結果[3]
「他は何かありますか?」と聞くと
項目最後のCPKが高いのだけれど、コレだけで特定できる病気はないそうで、
(じゃあなんで項目にあるの?と思ったけど、他の項目と合わせて判断するものなのかと思う)
現時点での要因は不明。と言われました。
係りつけの先生は、ひとつずつ時間をかけてじっくり丁寧に説明するタイプではありません。
(なんでも、ちゃっちゃと早くて、そこがイイとこでもあるし)
なので、『ココは肝じゃない?』とか『急を要しそう』みたいなコト以外は
そんなに突っ込んで聞かず、キーワードだけ(漢字とか)聞いて帰ります。
検査結果のこんな細かい数字と文字の羅列を理解して、病気の可能性を判断するのは
『医者』というプロに任せればいいのですが、
知らない文字のコトバは、ぼんやりしてると外国語のようで
全部聞いたとて自分で咀嚼して理解できると思えないので、
便利なネット社会。気にかかるところは、帰宅してからじっくり調べて
疑問が湧いたら次に聞く感じです。
あと、コレはパソコンご利用の方へ、お節介です。(ご存知の方はスルーで)
↓のような膨大な文字の中から、自分が知りたいトコを探すのはタイヘンなので
キーボードの【Ctrl】+【F】を押すと、検索BOXみたいのが右上に出るので
そこへ調べたい文字を入力すると、スグです。
(スマホは、持っていないのでわかりませんが、どーなのでしょう?)
よろしければ、この日記で『お節介』と試してみてください。
※ただ検索ボックスに入れられるのは1つの言葉だけで
スペース入れて複数の言葉を同時に検索かけるのはNG
(他に方法あるのかもですが知りません)
ブラウザはクローム使ってますが、IEとかエッジでもOKでした。
PDFもできます。エクセルは検索する行や列を指定できるのでもっと便利。
個人的には、メモ帳(ノートパッド)は精度が低く感じます(検出しない経験が多い)
私は会社の新人研修時代、上司に質問に行ったら
「なぜ自分で探す努力をしないのか」と怒られて、
そのとき教えてもらうまで知りませんでした・・・
そんで、気になるトコを調べました。(記録用ですのでお気になさらず)
アタマが悪いし、老眼で目もよろしくないので疲れますが
ソコは、かわいーウチのコのためです。
[参考にしたサイト]
血液検査データの見方
https://aipetc.com/medical_care/prevention/blood/
イヌ、ネコの血液検査の見方考え方
http://www.pet-hospital.org/forvets-028.htm#8
富士フィルム 受託検査サービス 検査案内(PDF)
https://vet-jp.fujifilm.com/file/Inspection-guidance_2020-2021.pdf
◇タンパク質の分画について
⇒割愛
すごく長くて、まだ理解しきれていないので(化学はいつも赤点・追試でした)
外部の検査結果次第で、また書こうと思います。
◇CPK(ALT)って何?
CPK⇒血清クレアチンホスホキナーゼ
異常値の解釈:高い値
筋肉組織の壊死
筋肉組織の萎縮
筋肉内注射
過度の運動
大脳皮質の感染
⇒検査結果の紙に書いてあるのは
心筋梗塞・骨格筋壊死・中枢神経の損傷
クレアチニンキナーゼ(CK)
クレアチニンキナーゼは、以前はクレアチニン-ホスホキナーゼと呼ばれていたので
(CPK)とあらわすこともあります。
クレアチニンキナーゼは、筋肉内(特に骨格筋、心筋)のエネルギー代謝に関与する酵素です。
よって骨格筋、心筋の疾患で増加する事が多いです。
~中略~
ただ、動物病院内で測定する事が出来るので、外傷や筋障害の診断補助に用いることが多いです。
病院の検査結果の紙にはCPK(ALT)と書いてあるけれど、
CPK=ALTではないもよう。
ALT(GPT)
ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ) GPT(グルタミン酸ピルピン酸トランスアミラーゼ) 以前はGPTと言う呼び方をしていましたが、現在ではALTで統一されています。
主に肝臓に含まれているアミノ酸の合成に必要な酵素です。
肝細胞が破壊されると血液中に漏れ出すため、検査で数値が上昇します。(逸脱酵素)
予想通りとっても長い日記になって恐縮ですが、
今回かかった費用の計算書です。(今まで日記に載せてなかったような記憶)

高いのか安いのかはわかりませんが、ご参考までに。
※オレンジ線で囲った項目が、外注検査の分です
以前は、検査とか処置の前にいちいち費用を聞いていましたが、
ネオのせいか?そーゆー感覚が麻痺したのか、
最近では会計時に金額を知ります。
ネオは1~2ヵ月おきに血液検査してましたが、
腎臓に関する項目に絞ってしていたのでコレほどではなかったです。
ウチの先生は、診察⇒事務処理から会計までご自身でやるので、
面倒なのか?1度に複数のコを連れて行っても会計は分けません。
だからか、再診料はいつも1人分です(ので、ハナちゃんのお口チェックは無料)
なおさんが、Wキャリアのママのコ、モノクロ4兄弟を連れて来たときは
ウイルスチェック費用3~4割引きにしてくれてました。
預かりっ子(保護猫)は、『ウチのコ』と見なされているのかほぼ定額ですが、
思い返すと、診察料・再診料は無いし、気持ち安いときもありました。
単にミスなのかな?
(サービスだと思って申告してませんでした・・)
行きの車では一言も鳴かなかったスクちゃんですが、
帰りはでっかい声で「にゃあー!にゃあー!」と、部屋に着いても鳴きどおし。
カリカリをあげたら、静かになって眠りました。

鳴き続けて腹が減っていたのかにゃ?
お疲れさまー。と、夜はご褒美にウェットをうまうま(一般食の"金のだし")にして、
ちゅーるに、大盤振る舞いでオヤツまであげました。
次は、お誕生日当日だねー。
病院くちゃいのか、既に離れた時間でヨソ者扱いなのか・・・ 去年の日記読んだら、1歳健診後も同じ事してました(笑)
こうして書いたコト忘れちゃうから、日記に残しておくべきですねぇ。
【追記:蛋白分画検査結果】 (検査機関名:富士フイルムVETシステムズ)
異常はないとのコトです。
でも、じゃあさ、なんでいつもTPが高いのかは不明です。