『キンモクセイの香りが薄れてゆくように』
恋の唄だと思うけど、勝手に自分の気持ちにリンクする切ない部分だけが届く。
秋生まれだし、みんにゃの誕生日が続くし、大好きなんだけど、
最愛のチョコたんがお空へ逝ってしまった心の痛みや哀しみの季節でもあって、
あの9月末の塩害台風の晩に、散ってしまった大好きなキンモクセイの花と香り。

もうすぐ2年。
まだ、ほんの少し前のことのように思い出せる。
急に寒くなって、トレーナーとか毛布とか引っ張り出して、
睡魔と戦いながら、つきっきりでベッドのチョコたんを撫で続けた最期の5日間。

だけど火葬の日はTシャツでも暑くって、
雲ひとつない晴天だったな。とか。

そのときの空の明るさや、漂っていた空気、音。
不思議とそういう感覚的なモノが、
心の奥から大事な何かを『ぎゅん!』と引っ張り出してくる。

去年もおんなじようなコト書いてたけど、
かぶってもいいじゃん。
自分の耳にタコができるくらい、書き続けて日記にして残しておこうと思う。
きっといつか、だんだんと忘れる日は来ると思うから。
SNS全盛のご時世なのに、流行りそうもないような長々日記を書いても、
フツーの人ならドン引きしそうな猫バカなコトしか書かなくても、
ここは私を含め年齢層も高くてとても心地良い場所だと思っています。
今いる人たちが我が子を看取る頃、
果たしてどうなっているのかわからないけれど、
日記をサボって書かなくなったり、
ドカンとまとめて大量にあげたりするかもしれないけれど、
(特に猫友の皆さま、その説はいつもゴメンなさい)
いつか、いつでも、振り返られるネコジルシが、ずっと続きます様に。
年々遅くなっている気がするけれど、
今年のキンモクセイ、咲くのはいつ頃かな。

チョコたんの見てた空。覚えてる?
命日はもう少し先なのに、なんかフライングしちゃったよ。
それにしても、皆さまがチラホラ書かれているサイトのフォントの変化。
じわじわと少しの箇所ずつ侵食されていってる気がして、それも切ないです。
個人的に、今までのフォントが好きだったんだー!
・・・って、失くして気づく愛のようなものを感じています。
運営さま、何かご事情があるやもしれませんが、
年寄りは変化よりも、長年馴染んだものを好みます故。
(でもさ、若モノも最近変わったヤツより、前のフォントのが好まれると思うんだけれど)