夕方、自宅ベランダにいると、黒い子猫を抱いた男の子(10歳位かなぁ)が、傘も差さずに歩いてきたので、気になって部屋の窓から見ていると、
男の子は私の部屋の前にある大きな桜の木の下に、雨にぬれないようにその子猫を置いたのです、腕の中から下ろされた子猫は必死に鳴いていました、
男の子はもう一度子猫を抱え、何かを子猫に話した後、桜の木の下に下ろして、もときた道を帰りながら何度も振り向いた後、走り去って行きました。
すべてを見ていた私は部屋から飛び出し、子猫を連れてきていました。
産毛もぽやぽや、目の色もまだグレー、生後3,4週間ほどの小さな子猫でした。
連れて来たのはいいとして、困った事が一つ・・・
次の日には、影武者のおばあ様の誕生日で山口県に行かなければならなかったのです。
幸い、一緒に仕事をしていた女の子が快く預かってくれることに!
有難かったです、ホッとしました。
「かつどん」と言う名前は預かってくれた子のお姉さんがつけてくれました。
何でも、本の中に出てくるキャラクターの名前とか・・・
かつどんと一緒に暮らしたのは4,5ヶ月です、その当時の私は
仕事もしてましたし、妊娠中!社宅はペット禁止・・・猫を飼っている事はすでに社宅の人たちに知られていましたが、文句を言う人はだれもいません、
だからといって、ずっとここで一緒に・・・と言うわけにも行かず、影武者と相談して、私の実家へ連れて行くことに・・・
10月か11月だったと思います、羽田~宮崎の飛行機のチケットが取れず、羽田~福岡、福岡~宮崎と乗り継して・・・
かつどんにしてみれば狭いケージの中にかなりの時間閉じ込められて・・・今考えても申し訳なく思います。
東京では完全室内飼いにしていましたが、実家ではすきにしていいよ♪状態!!
12,3匹いる実家の猫達ともまったくけんかすることなく、すぐに仲良くしてくれていたので安心していましたが、去勢手術していたにもかかわらずスプレー行動をする様に・・・
そのときは何故だか解からなかったけれど、
私からの愛情不足を感じての抗議のスプレー行動だったことが、後から判明!!
その時に解かっていたらと思うと・・・
私が東京へ帰る時も、ギリギリまでつれて帰ろうかまよいましたがペット禁止の社宅のため、かつどんを母に託して帰りました。
東京に帰ってからは、寂しくて寂しくて、毎日ないてましたよ!!
実家に電話をすると、受話器から聞こえてくる鳴き声
名前を呼ぶと返事してくれるかつどん・・・
一緒にいた時間は短かったですが、本当に楽しい時間を過ごせました。思い出はいっぱいです♪

下手な文章を、最後まで読んでくださってありがとうございます。
お疲れ様でした。



















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