ボクはクロノス、アメショの男の子。
親父さんはさ、ボクのこと、カワイイとか面白いとか言うじゃない。
親父さん、分かってないんだよね。

本当のボクってさ、渋くて、苦み走った、いぶし銀の男の子なのさ。
いつだって考え事をしてるんだ。

宇宙の起源(ビッグバン)とか宇宙の終末(ブラックホール)の謎、素数の解読とかだよ。
分かったことはね、どうやらこの宇宙は10次元以上から成り立っているらしいんだ。
超ヒモ理論だよね。
聞いたことあるでしょ?
そうじゃないとこの宇宙は説明がつかないんだよ(これはホントだよ)。

素数も難解な問題だよ。
素数って1以外の数字でさ、1と自分の数字でしか割ることが出来ない数字なんだ。
自然対数表にヒントがあると思うんだけど、あと一歩のところで、いっつも行き詰っちゃうんだ。
ボク、夕べは素数階段を登ったの。
素数ってきまぐれに表れては消えちゃうんだ。
何らかの法則性があると思うんだけどなあ。

それでね、ボクにとって今一番の問題があるんだよ。
これはさ、ネコ界にとって重要かつ緊急に解かなくてはならない究極の難問なのさ。
それはね。。。

「ちゅーるの法則」なのさ。
親父さんが次にいつ、ちゅーるをくれるのか?
これが読めないんだ。
ちゅーるもさ、素数とそっくり。
親父さんの気まぐれで現れたり消えたりするんだ。
ちゅーるの日を数式化できたらマーベル物理学賞ものなんだけどね。

次のちゅーるはいつなのかな?
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