保護犬ひなた　緊急手術　（猫なし）

2020年11月4日(水) 2020-11-04T19:42:44+09:00 436 / 0

昨日の夕方、夫が保護犬ひなたを散歩中に、突然悲鳴をあげ動けなくなったと携帯に電話があった。
かかりつけ医は、昨日と今日は「休診」
仕方なく、以前ひなたの膝の手術をした　救急病院に連絡。
「夜９時過ぎないと救急診療で獣医が来ないので、９時すぎに来院して」と言われる。
夕方６時から９時まで、痛みに耐える　ひなた。

やっと夜間救急の診察時間が来たので行ってきた。
今はコロナの影響で一人でしか動物を連れて院内には入れないらしい。
夫が言うには　獣医曰く
・多分、手術した方の膝の靭帯が断裂してるっぽい。
・痛み止の飲み薬は処方できないので、かかりつけの獣医と相談して。
・今日は痛み止の注射のみ。
・靭帯を損傷しても、なにも固定はしない。
・靭帯損傷の手術をすると金額は40万円からになる。
と言われ、そのまま帰された。

そして、今日の朝６時に固定電話がなった。

昨晩、救急病院にひなたを連れて行った病院からだった。
内容は
・もう一度、レントゲンを見て確認したら「股関節脱臼」も併発してるかもしれない。

・本日朝の９時までなら、診れるので、ひなたちゃんをもう一度連れてきて欲しい。
・かかりつけ医が本日休診だと伺ったので、処置も兼ねて診る。
とのこと。

病院に到着した。
・やはり、股関節脱臼をしてる。
・これなら、はめ込めば済むかもしれない。
・詳しくは、９時から整形の担当の先生が来るので　説明を聞いてほしい。
とのこと。

そして９時になり、線形外科の先生が到着。

・まず、この子は、生まれつき　関節が非常に弱い子である事。

・靭帯断裂は無かったので、そのままボルトは取らずにいる。
・股関節の脱臼にはいろんな種類があって、ひなたちゃんは股関節が上に脱臼した。
・解決方法は３つある。
・１つ目は　脱臼したところを、少し麻酔をして、はめ込む。

　だが、再度脱臼するリスクがある。そっとゲージでの生活になる。
　この方法は、小型犬で生まれつき関節が弱くない子には向いてる。

　費用は10万円ほど。

・２つ目は　脱臼した股関節に穴を開けて、ステンレスを糸にした物で固定する。

　だが、糸が切れる可能性は高く　切れれば再手術となる。
　この施術の場合、歩行しかできない。

　この方法は、中型犬のひなたには　糸が切れる可能性が高い。
　費用は50万円ほど。
・３つ目は　脱臼した骨頭を切る。そこから強い粘膜になる物質が出てくる。その強い粘膜になる
　物は一度つけば、再脱臼の可能性はない。回復期にリハビリをすれば歩行も走ることもできる。
　費用は30万円ほど。

・この子が生まれつき関節が弱い子である事と、まだ若い事、再発のリスクと度々の麻酔をすることを
　考えると、一度で済む３つ目を勧める。

・すでに痛がってるので、本日なら手術は可能。
・どの方法を取っても、生まれつき関節が弱い子は、猛ダッシュは無理　今後は段差にも注意が必要である
　（まだ、右足の膝の関節や、股関節も　脱臼する可能性はあるため）
との事だった。

確かに「走る事」が大好きな　ひなただからこそ、膝の脱臼の時も手術してボルトで固定した。
犬だもの、猛ダッシュはできなくとも、走らせてあげたい。

結果、３つ目を取り緊急手術をすることとなった。
術前に、手術をする際のリスク（麻酔によるアナフィラキシーショックや腎臓や肝臓への負担など）の説明
を受けた。
お昼頃に「術前の血液検査では異常は無かったので、これから手術を開始します。」と連絡があり
夕方５時ごろに「無事に手術は終わりました。中を見たら股関節の幕は破けていて、関節を戻して見ましたが
やはり、少しの力ですぐに股関節脱臼になってしまったので、３つ目の選択で正解です。」との連絡が入った。

ずっと　痛みと恐怖と不安で震えてた　膝に続き、今回の手術もよく頑張ったね！ひなた！
とりあえず、少しホッとした。