
昨日は我が家の偉大なる母でご意見番のおもちさんの四十九日でしたので、佐野市にあるお寺に行ってきました。父の代から歴代の「うちの子」たちもお世話になっているので、およそ30年ほどのお付き合いのあるお寺です。その観音さまの足元におもちさんは眠っています。
ただ…この年末は母の大失態があって、お部屋育ちの子が外に出てしまい、約2週間に渡っての大捜索(その中で体の弱い私は風邪を引き寝込みながらの大捜索で…)を繰り広げていまして、おもちさんにも「お願い!助けてあげて!」とヘルプを送ったため、せっかくの寝正月モードでのんびりしていたであろうおもちさんも休日返上になってしまいました。…ごめんね。そして助けてくれてありがとう。
捜索中は、お部屋の猫達がそれぞれに時々中空をジーッと見ることがあって、帰ってきてくれてるんだなー…って思うことが時々ありました。けれど、おもちさんのことだから、自分の死を乗り越えた子どもたちの害にならないように、そーっと上から覗き込んでいたんでしょうね。
男の子たちは死への戦いの段階から恐れていました。遠くから心配そうな眼差しを送っていましたが、近づくことはしませんでした。(尾白ととぐろだけが臨終に立ち会いました)
女の子たちはおもちさんに始終寄り添っていました。激しい痙攣があっても、一緒に戦いました。青ちゃんだけは、亡くなる日の夕方におもちさんと鼻をくっつけた時、何かを感じ取った様でそれ以降は遠巻きにおもちさんの周りを回っていましたが…。
おもちさんは3回の痙攣に立て続けに襲われて力尽きました。最後の瞬間には大人になった子どもたちが周りを取り囲んでいました。私も、子どもたちも、おもちさんのことを祈りました。「苦しい時間が早く過ぎますように…」と。
今はもう苦しいことや痛いこともなく、あの綺麗な目で穏やかな世界が見えているんでしょうね。
子どもたちは、明るさを取り戻しつつあります。しっかりしてきた子もいます。おもちさんの代わりにご意見番になってくれようとくまちゃんも頑張ってくれています。だから、のんびりと日向ぼっこして仲間たちと一緒に楽しく過ごしていてね。そして時々は、子どもたちを見に来てね。
おもちさんのことは忘れないから!
























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