正直、数日経っても実感もなく、ただ時間が過ぎていきます。
サブローは、一昨年我が家に現れた野良猫でした。
おじいちゃんで、エイズ陽性で、後ろ足は普通に歩けない猫でした。
我が家にきてからは、腎臓病が進行していることがわかり、風邪をひけば嫌な病院、脱水すれば嫌な病院でした。
サブローの容態はジワジワと悪くなっていき、昨年の12月は病院ばかりで。
年末年始も1日おきに通院で、サブローは今週まで病院に行ってくれました。
体温が36度台になってもサブローは大好きなミルクをほしがり、飲みました。

日ごとに飲む量がだんだんと減っていき、私はサブローとのお別れが近いと感じました。
立てなくなり、寝ながらオシッコをしてしまうのもはじまりました。
でもギリギリまで頭をあげて、サブロー自身はオシッコをちゃんとしてるつもりなのです。
20日の夜、寒くなってきたのでストーブの前にサブローを移動して、お水を飲ませたり、体のむきを変えたりとしていました。
サブローは眠る時間が多くなっていて、気づいたときには眠るように旅立っていました。
当たり前かもしれないけど、どれだけさすっても、名前を呼んでも、サブローは目を開けてくれません。
今も、なれないんです。
どこにもいない。
寝ていたベッドにもいない、ミルクミルク!って足元に来て催促もしてくれない。
ただただ、いない。
いないことに、いつかなれるんだろうか・・・・
サブ、おばさんは寂しいよ。


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