人間は五感で昔の事を音楽だったり、風景だったりで思い出す事があります。
私はこの時期の空気を感じると毎年思い出す事があります。
5年前、入院をしていたチャッピーが急変し危険な状態になりました…
昨日会いに来た時は、回復の兆しを見せてくれたのに…
持ち堪えてくれたら、点滴に連れて来てと言われ、最期は家の方がいいからと…泣く泣く家に連れて帰りました。
急変したチャッピーを見た、当時中学生だった次男が大泣きした事も覚えています。
不安な夜を過ごしました。
辛いけど、もうダメだろうと…
会社を休んでずっと側にいました。
学校から帰った次男が側で見守ってくれました。

体はペラペラでした…
でも一生懸命生きていました。
先生に言われたように、持ち堪えてくれたチャッピーを点滴に連れて行きました。
毎日連れて行きました。
先生も一生懸命やって下さいました。
GWの長期休み中も院長先生が、点滴が必要な仔達だけ特別に病院を開けて点滴をしてくれました。
(その時一緒だったダックスちゃんの飼い主のご夫婦が、先生から動物霊園のパンフレットをもらっているのを見て何とも言えない気持ちになったのも覚えています)
そんな思いが伝わって、チャッピーは少しずつ少しずつ回復してくれました。

悲しみのどん底から、チャッピーが徐々に回復してくれた嬉しい気持ちが、GWのこの気候を五感で感じると毎年思い出されます。
それから約3ヶ月、チャッピーは頑張って生きてくれました。
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