地元の保護猫カフェでは
毎月第二の木曜日に
一斉TNRを行なっています。

いくら協力病院だからと言っても、
チケットを申請して、もらえていなければ
全て自費になるし、不妊手術代は無料でも
別途、料金はかかります。
(ワクチン、駆虫は必須だし、
治療が必要なら、別途治療費もかかります)
また逆に、協力病院だからと言って、
チケットを申請しなければ受け付けない!
なんてことも、ありません。
今目の前にいる、大切で愛しい命に対して、
獣医さんはじめ、関わる全ての人たちが、
猫を思い、全力で取り組みます。
私はいつも、仕事が終わってから行くので
まったくの役立たずなんですが…
お迎えに来た若いご夫婦と話しをしました。
軽トラで迎えに来たご夫婦。
運ばれた猫、7匹?だったかな
聞けば自営の牛飼いさんで、
牛舎まわりに増えた野良猫とのこと。
親の世代までは、
自然と言う名の見殺しにしていたけれど、
あの姿を見るのは、もう耐えられない!!
なので、自分たちの代で、
なんとか頑張って、
負の連鎖を終わりにしようと決めたんです。
と。
ありがとうございます
しか、言葉が出てきませんでした。
休みなく働く毎日のなか、
時間を割いて、神経を削って、
そして身銭をきって頑張る姿に、
ありがとうございます
頭を下げるしか、ありませんでした。
TNRというのは、
もといた場所に戻すのであって、
不妊手術したから終わり。ではありません。
ごはんをあげていたなら、
引き続きごはんをあげて面倒をみます。
これからも頑張りが続きます。
私もお外の猫たちに、
ごはんをあげているので、
TNRをしているので、
連れてきてくださる人たちの気持ちは
とても分かります。
きっと明日の夜は、無事に捕まるか、
不安で、眠れぬ夜を過ごすでしょう。
手術当日なんて、無事に終わるか心配で、
ずっとずっと祈って過ごすことでしょう。
みんなみんな、一緒です。
不幸な連鎖を終わらせて、
一代限りの命を大切に見守る。
それだけで頑張っています。
今月は、70匹の予約が入っています。
一人が1匹でないにしろ、
それだけの人たちが、
猫を思い頑張ってくれます。
自費の人もいれば、
行政や他の団体の補助を受ける人もいれば、
どうぶつ基金のチケットの人もいます。
みんな同じに、ただ頑張るだけです。
そして、私たちは、TNRだけ!
を、している訳ではありません。

や

出来ることを同時に、
啓発活動なんて、当たり前にセットで、
出来る精一杯を、頑張っています。
明後日おこなう一斉TNR。
来月も再来月も、これからも、
ずっと続ける一斉TNR。
出来る精一杯を、ずっとずっと、続けます。
頑張ります。
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