はやくっ!
はやくしてよ、ふきちゃんっ!」

「おいおい、むうさんよ。
メリーさんなんか背負って、もう旅支度かい?
そんなにあわてなくても、大丈夫なんだぜ。
それにおれはまだ、めしの途中なんだぜ」

「も〜〜〜(ㆀ˘・з・˘)
メリーさんって言わないでよ!
メリーちゃんだよ!
ふきちゃんこそ、のんびりしすぎなんだよっ!
おぼんおわっちゃうでしょっ!
みんなまってるんだからっ!
はやく、はやくっ!」

「やれやれ。
おまえさんはだからおっちょこちょいだって言われちまうんだぜ。
あわてなくても、盆までまだ時間はあるんだぜ」
「ダメだよっ!
はやくかえらなきゃっ!
ママがおうまさん作ってくれたから、あれに乗ってはやくかえろっ」
「おれはのんびり歩いて行くつもりなんだぜ」
「も〜〜〜(ㆀ˘・з・˘)
だって、みんなまってるんだよっ!
ママやちまさんがまってるんだからっ!
ふきちゃんだって、ビスコさんやプリッツがまってるんでしょ?
いそいでよ〜!」
「待たせときゃいいのさ。
みんなにげやしないさ。
男はどっしりかまえてないとな」

「そんなのいいから、はやくのってよっ!( *`ω´)
かえるよ、ふきちゃんっ!」
「お…💧
お、おう…💧」
「ママがね、ぼくらのおちょうちんもじゅんびしてくれたんだよ。
だから、まよわずおうちかえれるんだから(´・∀・`)」
「提灯なんかなくったって、おれはちゃんと帰れるんだけどよ。
ま、むうさんは方向音痴だからな」
「む〜〜〜(ㆀ˘・з・˘)
そんなことないよ〜!(ㆀ˘・з・˘)
むう、ちゃんとおうちかえれるもん。
むうのおうちは、いちばん明るいおうちだから、すぐわかるんだよ」
「そうだな。
一番明るい家を目指せばいいんだから、間違えようがないな」
「たのしみだね〜(´・∀・`)
みんなに会うの、たのしみだね〜(´・∀・`)」
「ああ。
楽しみだな。
みんな達者でやってるといいが…」
「みんなげんきだよ〜。
むう、ずっと見てたから。
ママやちまさんや、みんなのこと、ずっと見てたから(´・∀・`)」
「ならよかったぜ。
おまえさん、暇さえありゃ、みんなを見てるからな。
よし。
じゃあ、とばすとするか。
むうさんよ。
しっかりついてきな。
ハイドーっ!」
「あっ!
ふきちゃん、まってよ〜っ💦」
という会話が交わされてるのが、容易に想像できてしまうのは、私だけでしょうか?(笑)
「ん…?
なんだかいやな予感がするわ…」

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