本当に時間が経つのが早く感じます。
10月の終わりにやって来た子猫たち。
離乳食を食べ始め、しばらくは元気で過ごしていたものの、4匹みんな下痢と風邪の症状になっていきました。
母猫まで鼻水を垂らすようになりました。
生後1ヶ月を過ぎても体重は500gにもならず、病院通いや投薬をする毎日・・・
病院で子猫に使える薬やインターフェロン、目が塞がっている子には軟膏と、毎日投薬ばかりで過ぎていきました。
この子たちは弱過ぎる・・・
子猫たちがやってきて1ヶ月が過ぎた頃、私は子猫たちの今後を考えました。
そして、決めました。
親子5匹は我が家へ迎えようと・・・・
知り合いのツテで子猫を飼いたいと思っている人にも出会えました。
しかし申し訳ないのですが、お断りをさせて頂きました。
譲渡をしない、これは私のワガママかもしれません。
また猫増やして!とお叱りを受けるかもしれません。
そうなんです、私のワガママなんです。
子猫たちの名前は、茶太郎、甘太郎、光太郎、蓮太郎と名付けました。
そして母猫は紬と名付けました。
12月12日、茶太郎は天国へと旅立っていきました。
生後2ヶ月余りの短い猫生を終えました。

動かなくなった茶太郎を母猫の紬は何度も呼び、毛繕いをし・・・
私はただ謝ることしかできませんでした。
私はどこか甘く考えていたんです。
暖かい寝場所、栄養のある食事、医療行為、そして母猫がいる・・・
だから弱くても死ぬことはない、育つと疑わなかった。
そんな甘い考えの自分には茶太郎の死を受け入れるのに時間がかかりました。
長年一緒に暮らした子とは違う悲しさ。
いまも甘太郎、光太郎、蓮太郎は治療をしています。
でもご飯をだいぶ食べるようになってくれたので、今は目標1キロを超えることです。

まきちゃんは出産経験がある子で、子猫たちに母乳をあげていました。
避妊手術も数年前にして、自分の子供はいまはいません。
だけど子猫たちに愛情いっぱいで、母乳が出たのかもしれません。

私は塞がる目を毎日軟膏塗ったりするので、子猫たちを想うまきちゃんにパンチされたり、母猫から怒られます。
私は茶太郎は家族の中で旅立つことができてよかったって思っているんです。
短い命でしたが兄弟や愛情をかけてくれる大人猫たちがいました。
いまは茶太郎の分まで子猫たちには元気になってほしいと願っています。
今年は8匹の猫たちとお別れしました。
今は他の子の通院もあり、年末年始は変わらない生活を送ると思いますが、来年もまた猫にまみれた生活を自分なりにできることをやっていきたいと思っています。
今年もお世話になりまして、ありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします。
皆さまよいお年をお迎えください。

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