株が下がった話(雑記)

2023年1月18日(水) 331 / 2

株って言っても、株価の株ではないです。
ちぃ兄の担任の先生のお話です。

昨日、先生から電話がかかってきました。
またちぃ兄が『問題行動』したらしいです。
…正直、
大したことではないのですが。　
「クラスの女子ともめて、手をあげた」と。

まぁよくあるやつです。
女子にわぁわぁ言われて、コトバが出ない男子がつい、みたいな。

先生は「女子に手を上げたらいけない」と言ったそうで。

ちぃ兄は
「なんで『女子』だと何しても許されて、『男子』ばっかりいつも怒られなければならないんだ？」と言う。

昨日はちぃ兄と今後どうしたらいいのか、とかいろいろ話をして。
「ママはあなたが大事だから、他のコに傷つけられたりケガをさせられたりしたらすごく怒るし悲しいし心配になる。
それと同じで、相手のコも相手のコのお母さんの宝物なのだから。
理由はなんであれ、手をあげることは良くないことだと思うんだ」と抱きしめながら話したら
「うん、そうだね。わかった」と言ってくれたものの…

やっぱり私も腑に落ちなくて。

ジェンダーレスだとか、性差別禁止だとか言いながら。
今の時代の小学校でも『女子に手を上げたらいけない』なのかぁ…
小４だと女子の方が大きかったり強かったりもするのになぁーとか思ったり。
今日１日仕事をしながら考えていたのだけど。
(ちぃ兄も被害者なんだよ、と違う女の子のママ友だちから聞いたこともあるので)

「ねぇちぃ兄？ママもさ、なんとなく今回のことモヤッとしちゃっててさ。今日１日考えててね。
『女子に手を上げるのはダメ』じゃなくて、
『おともだちに手を上げるのはダメ』って言われたら納得できるかなって思ったんだけどどう？」

横で聞いていたおぉ兄も
「そうだね！それはホントにそうだと思う。
女だから、男だからっていうのはおかしいと思う」
「うん。差別だと思う」とちぃ兄。
…だけど。
挑発にのっちゃうアンタがアホなのはわかる？
手を出したら負けなのよ。
「おれ、相手が先に手を出してくるまで待つもん」(おぉ兄)
…いや、そういうことじゃなくて。
スルースキルを身に付けなさいってこと！
「おれ、スルーしてばっかりで。大事なこともスルーしちゃうんだよね。てへっ」(おぉ兄)
…てへ、じゃないわ💢
アンタはアンタでまた違った意味で困ったちゃんなのよ！💢💢

担任の先生や教頭先生ともざっくばらんに話せるくらい、いろいろお世話になってしまっているので。
また近々機会みつけて、その後のちぃ兄の生活態度に変化があったかどうかなど含めて話をしてみたいと思います。

さて。
ここからが本題。
そのざっくばらんな話のなかで出てきた話。

ちぃ兄はおぉ兄と違い、担任の先生はアタリの先生ばかりで。
今年の担任の先生もお母さんたちの間でも人気のある『イイ先生』。
個人面談で先生の出身大学と私の元地元が近いことや年齢もひとつしか違わないことでくだらない話で盛り上がって終了～。
同じくらいの年頃の娘がいる、お父さん先生。

「ちぃ兄くん、生き物に詳しいですね。ボク苦手なんですよ、虫とか爬虫類とか💧」
…え、マジっすか？アタシ、普通に捕まえちゃいますけど。
「うぇーーー、すごいっすねー」

「ちぃ兄くん、この前自転車でキャンプ行ったって言ってましたけどホントに？」
…はい、おぉ兄がシュラフ落として大騒ぎでしたよー。
「え。じゃ寝られないじゃないですか」
…いや、工夫すりゃなんとかなりますよ。疲れてりゃ寝られますし。
「いやー、ボクは無理ですー💦」

「ちぃ兄くん、この前江ノ島自転車で行ってきたって…」
…あ、日帰りじゃないし。今回は屋根と壁があるところに泊まりましたよ！
「ていうか何しにわざわざ。」
…墓参りに。
「どこですか」
…藤沢。
「え。ふ、藤沢に墓参りに行くのにわざわざ自転車で？」
…エコでしょ。
「確かに。ボクにはできません＼😖／」

そんな感じ。

先生、ちぃ兄が保護猫シェルターで💩拾いのバイトをしていると聞いて。
「お母さん、ちぃ兄くん保護猫ちゃんのお世話してるって」
…はい。私もお手伝いさせてもらってます。
「うちの娘が猫ちゃんかわいい、飼いたいって。
それで最近佐野の猫カフェに通ってるんですー」
…え。わざわざ？この近くだって猫カフェいっぱいありますよ。
○○とか、△△とか、□□とか。

みたいな話をしてたので。

昨日の電話の余談で。
先生、猫飼わないの？って聞いたんです。
(余談って…話飛びすぎ)
「ボク、マンション住まいなのと。
ボク自身昔犬飼ってて、最後大変だったんですよ。
妹が飼いたいって言って飼ったのに、ひとり暮らしはじめて置いていって全然世話しなくて。
ってなるのが嫌だなって」
…え。
私も中学のときに飼い始めた猫、結婚して家でても両親が転勤になったり母が亡くなったりして、私のところで暮らして看取りましたよ。
ちぃ兄も、生まれる前からいた猫をこの前の６月に看取ったし…
動物と暮らすことってそういうことですよ？
「うーん。娘が飼いたいって言っても最後までお世話するかどうかじゃないですか」
…そこは家族として、みんなで覚悟を決めないとじゃないですか？誰が飼いたいって言ったから誰が世話する、とかじゃなくて。
動物だって同じく『家族』として暮らしていくわけだし。
その覚悟がないなら、飼わない方がいいと思う。
先生は猫カフェがいいと思うよ。
「ですよね…佐野の猫カフェ通います」

先生が動物飼いたいって言い出したら、たぶん私は全力で反対、阻止すると思います。

ていうか、子どもに飼いたいって言われて。
最初は子どもがちゃんとお世話してても、やっぱりお世話しなくなって…
っていうパターンって、多いのかな。
なんか残念だな。

情操教育のため、とか。
そんな理由も意味がわからないな、私には。

もう三学期だし。
あと少しだからアレなんですが。
先生の株。
暴落こそしなかったけど。
へぇ、この先生って…………
って思ってしまう出来事でした。

ちぃ兄が２～３年、２年連続で受け持って下さった担任の先生…
ウサギ小屋の掃除とか、お世話とかする委員会の担当もしてるんだけど。
今でも時々お手紙書いたり、どっかにでかけるとおみやげ買っていったり(ディズニーとか)してて。
今は違う学年の担任してるけど。
職員室行くたびに、その先生と話しちゃう。
やっぱり。
生き物を大切にできる先生が、私は好き！

子どもも。
生き物だもん。

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