こういうロジックでルールをやぶっているのなら話が通じないだろうなぁ…、と遠い目にもなりましたが。
仕事で何度か「こっそり飼っている人」とお話しをした事があります。もちろんオーナーの意向で退去勧告です。
中にはこちらに対して「ペットを殺せって言うんですか、人でなし!」と罵ってきた方もいらしたのですがそんな事を言うはずもなく。
「この物件はペット不可なので、契約書の通りにして下さい」としか言いようがないんです。誰も殺せなんて言わないし、言いたくもない。
少し強い言い方ですが命を盾にするのは卑怯だと、私は今までの経験で感じています。
そりゃね、私は猫が好きで、犬も他の動物も大概好きです。だから心情としては「ペットと暮らしたい」という気持ちは分かります。めちゃめちゃわかります。
でも「契約」というルールをやぶっていいかと言えば別問題で、契約や法律の前で「愛情を注いで育てている」とかはまったく関係のない話なんですね。
…って、大半の方には当然の話なのですが。笑
私は仕事として「きちんと契約を守っている入居者」の方を守らなくてはなりません。
そしてオーナーの意向に添わなくてはなりません。
世の中の全員が動物好きではなく、中には「ペット不可だからこの物件を選んだ」という入居者さんもいらっしゃいます。
アレルギーや騒音問題、臭いの問題。ペットが原因になるトラブルは残念ながら多いのです。
ルールはあくまでもルール。破るためにあると言い切って許されるのは銀魂くらいじゃないかなぁ。
1人の入居者に特例を認めれば他の入居者に対して公平性を欠いてしまう。何故あの人だけ認められてうちは駄目なの? ってなると、なし崩し的にルールをやぶっていい事になってしまう。
それはペットだけにとどまらない可能性も高い。
だからペットのルールだけ「特別にやぶっていいですよ」とは言えないんです。
もし今ペット不可のマンションで「うちは何も言われていない」「暗黙の了解が成り立っている」という方は、たまたまの例です。
例えば相続などでオーナーが変わった際に方針が変わる事もざらにありますしね。
(逆に大家さんに交渉したらオッケーでしたって例もあります。そこは運ですよね)
今は賃貸物件でもペット可が増えてきています。
それでも猫はNGだったり、一頭までという制限がある場合が多いのですが。
ここから回し者かよっていう話ですが。笑
ヘーベルハウスだと建築の段階で犬猫のいる家庭をターゲットにした「+わん+にゃん」という商品があり、賃貸物件でもそれがあるのですね。
キャットステップが付いてたり楽しい工夫があるお部屋を作る事も可能。
犬だと躾教室があったり、交流のできる共同スペースを設けている物件もあるそう。
私がこの取り組みが良いなぁ…と思うのはヘーベルの方で獣医師さんと連携してらして無料で健康相談などが出来ることです。
ペット可の物件を作って終わりではなく、その先の「人とペットが暮らしていく日々」までサポートしようという姿勢がとても良いなぁ、と。
なのでいつか「+わんにゃん」物件を建てるのが夢だったりします😊
あ、あとヘーベルさんの物件は遮音性と断熱性が高いのでペット可に向いてるというのも回し者の由縁です。笑
実際「今度転勤になるので、+わんにゃん物件を紹介して下さい」という問い合わせも多いというのも納得。
全国展開の大企業だから自社ネットワークでペット可物件サーチもホームページに置いてらっしゃいますしね!
ペットと暮らす人が増えているのだからそこにビジネスチャンスが生まれて、今後もペットに特化した物件が色々と生まれるといいですよね。
私も退去勧告とかしたくないし、罵られるのも辛いですから。
と、仕事の愚痴混じりのお話は以上。

「ながいよ」
「ながいね」
と、朝に珍しく2匹にサンドイッチしてもらった画像を置いておきます!奇跡を自慢です🤣
ただひとつ! 人が起きなくてはならない時間の直前にやるのはやめて下さい。幸せを堪能させてよ!

場所を変えてコタローの側によったぶんた。数分後、耐えかねたコタローは去ってしまい、ぶんたもコタローを追いかけて行きました…。幸福は儚いなぁ。いや2匹がいるだけで幸福なのですが✨
そして先日、友人がお庭に来ていた母子猫を保護したと聞いて、うちにある子猫用のものやおやつのお裾分けを送りました。
元々多頭飼いをしていた友人でしたが高齢の猫ちゃんたちが多く見送るばかりだった所にやってきた兄弟を保護。
そして今回は母子と、上は19歳、下は0歳と賑やかな大家族になったそうです☺️
猫飼いキャリアの長い友人なので私が教えてもらってばかりでしたが、おやつのお裾分けとかでほんの少しは恩返し出来たかなぁ。
ぶんたのドームベッドは母猫さんの寝床になったそうので、無駄にならなくてこっちも嬉しいし。
大寒波の直前に全頭保護出来たそうで本当に良かった。
友人は絶対猫を幸せにしてくれる人なので、母子猫ちゃんたちは大船に乗ったつもりで慣れていってもらいたいなぁ。
話を聞いてるとごはんをねだってスリスリ→抱っこ→確保とか、もう友人のおうちに住む気満々だったとしか思えないし。笑
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