SDGs - おむすび猫てんてんさんの猫日記

SDGs

2023年4月2日(日) 350 / 7

昨日はにゃん丸リーダーあきもとさんと
栃木県まで観光旅行…違う、
栃木県栃木市にある『～「モッタイナイ」を笑顔につなぐ。～　源吉商店』さんに行ってきました。

https://genkichisyouten.com/

社長さん。
とーーーーーーってもいい方！

保護猫、保護犬のことにとても詳しく。
「お腹がすくんだから食べさせてあげなくちゃでしょう？」

以前千葉でわんちゃん37頭(だったかな)と暮らしていた時、餌代がハンパなく。
学校給食の残食はないですか？と問い合ぬわせたら
びっくりするくらいの量の、廃棄する、きれいな状態のごはんやお肉などがあって。
処分するくらいなら使ってくださいと言われたことがあるそう。
(…このことについては後述します。)

「私だって『ペット』やるなんて思ってなかった」と
「周りにはペット業界に目を付けるなんて、いいですね～って言われるけど、とんでもない。
日本のペット所有率はどんどん下がっていく。
そんななかで、犬猫を保護して里親(ユーザー)を探してくれる保護団体の方々の手助けができなかったらダメなんじゃないの？って、私は思うんですよ」と社長さん。

https://media.equall.jp/archives/15331

今や小学校でも習う『SDGs』
ですが、賞味期限が半年をきったペットフードは倉庫からは出荷されず廃棄になってしまうそう。
文字通り、山のようなペットフードが大量に廃棄されているのだそうです。
…まだ賞味期限きれてないのに。
『消費期限』がきれたわけでもないのに。
※消費期限は安全に食べられる期限で、賞味期限はおいしさなどの品質が保たれる期限のこと

おむすび家なんて。
賞味期限切れても、クンクンしてひとくち食べてみて「うん、いける！」な食べ物、冷蔵庫にたくさんいるし。
「ダメかどうか見極める味覚を育てることって重要だと思う！」とか言っちゃってるし。
スーパーのお値下げシール付きのものは「ほら！『フードロス削減にご協力ありがとうございます』って感謝されてるよ～」なんて喜んで買い物カゴに入れてますからね(笑)←自虐

源吉商店さんでは、
おむすび家は我が家のフードはもちろんですが、
激安のオヤツや、おもちゃ(こむすびたちが選んだ)を「むーたんちの分も選んであげて！」とカゴいっぱいに選んで。
「…お金、足りないかも💦」と恐る恐るお会計をしたら
「うそ、こんなにお安いのぉ！！！」でした。

近県にお住まいの方は直接お買い物に行かれることをオススメしますが
遠方でも、団体さんだったり大量にお買い求めになりたい方は社長さんと直接交渉されたらいいのではないかと思います。
ユーザーが増えていけば、
こういった動きも活発化して。
社会を動かす活動力になるのではないかと思います。

…こういう書き方なら🆗ですよね、社長さん？(笑)
(ネコジルシに源吉商店さんのご紹介を書かせていただくことは承諾いただいております)

後述します、の件。

ちょっと猫ではないんですが。
私がこの３年、給食パートの仕事をして思ってきた疑問点。
(私は経済評論家でも学者でも研究者でもないのでツッコミどころ満載だとは思いますが。
ただの呟きだと思っていただけたらと思います)

「ねぇ、牛乳って給食に必要なの？」

もっと言うと
「『マイクロプラスチックがー』って学校で習うのに。なんで毎日毎日こんなにストローごみ出して疑問に思わないの？」
「『フードロスがー』(略)こんなに残食出すって、先生はなんで指導しないの？」
「『卵が足りないー』言ってるのに、なんで学校給食に卵たくさん使ってるの？」←給食卸をしている人と話したら、病院や施設では卵を確保できないため代替食品(着色したかまぼこなど)にしているそう

ただの給食のパートのおばちゃんが
でかいことを言うつもりは全くないのだけど。

ストローごみ。毎日毎日すごい量なの。
…要らなくない？ストロー。

と思った小学生が署名を集めてストロー廃止にしたところもあるみたい。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231869
小学生が、っていうところが大事。
だってこれから未来は子どもたちが生きていく世界なんだから。
自分達が考えたことを実行していかなくてはならないし、
それを一緒に考えて実行するために手助けするのが大人の仕事だと思う。

これをこむすびたちに言ったら。
「先生はいろいろ仕事を抱えて、授業とか学校のこと以外まで手が回らないし。
そんな話、聞いてもらえないよ。
それに、ストロー廃止にしたらストローの会社の人も大変なんじゃないの？」だって。
…あぁ。忖度する大人にならないでほしいなぁー💧

牛乳は。
それまで報道すらされてこなかったけど。
余剰問題は今までも、学校給食がない長期休みのときにはいつもあったことらしい。
長引くコロナ禍や飼料の値段高騰もありクローズアップされたりするようにもなってきたけど。
今は乳牛を屠畜するための補助金が出されてる…って。

え。ひどくない？

必要なときだけ量産せよ！で。
余って、育てていくのが困難？じゃ殺せば？？って。

だったら根本的に、学校給食の牛乳なんてやめたらいいじゃん。
変動しない一定供給量、流通量だけの確保分だけ。
牛さんたちを大切に飼って、お乳をいただく。

だって学校給食で残って、捨ててる牛乳だってすごい量なの。
…母乳出してた自分からしたら、お乳を捨てられるなんて悲しくなるのよね、ほんと。

卵だってそう。
鳥インフルエンザの影響で、採卵する鶏がいなくなっちゃったから、だけど。
鶏だって、乳牛だって。
確かに『商用動物』ってくくりにはされてしまってるけど、元々は彼女たちのメスとしての能力を利用させていただいているわけで。

そーんな、
毎日残される給食のために…って考えると。
ほんとつらいわ。
(給食だけ、じゃないけど。
もちろん我々一般消費者もですが)

乳、卵のアレルギーだってあるし。
だったらいっそのこと
給食で乳、卵を極力減らしていく方向になれば
変わることもあるんじゃないかなーとかね。

思ったりもしながら、この３年弱仕事してきたの。
たぶんこの仕事辞めるまで、毎日同じこと考えてると思う…

(私個人は牛乳も卵も大好きで、ありがたくおいしくいただいている身ですので。
今後も必要量、購入して無駄のないように消費させていただけたらと思ってはいます)

この前の衛生講習会、座学で。
何かしてないと落ちてしまいそうで