手術で唾液管を頬に出し、エサをあげる時に毎回ベルを鳴らしてあげていたら、
ベルが鳴るだけでも唾液を出すようになったという、ロシアの生理学者、パブロフが
犬におこなった有名な条件反射の実験です。
さて、パブロフの猫。
猫って、人間がくしゃみをしたり鼻をかんだり、そういう大きな音を出すと
「ニャアァァアァァ」と鳴きますよね。うるせーなこのニンゲンはよーという感じで。
うちではそれを「猫に怒られた」と表現しているのですが、
最近、鼻をかもうとテイッシュを持つだけで怒られてしまいます。
鼻をかむため以外にも、ティッシュを持っているところを見られたらもうアウト。
必ず怒られます。寝ているときなんかはティッシュを箱から引き抜く音が
しただけでも怒られます。
一応ゴメンナサイと謝ってはみるのですが、なんで謝んなきゃなんないんだと
後から腹が立ってきますので、謝るのもあんまり健康的ではありません。
なので最近はティッシュを使う用事があるときは別室でコソコソしています。
いい歳こいた女が別室でコソコソとティッシュを引き抜いているのです。
自分のことながら、なんだか哀れだなぁ。
この頃はそんなことなかったのに。

こまを保健所から引き取ったあと初めて撮った写真。
出たい出たいと檻に突撃してできた鼻のすりむけがまだリアル。



















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